その後も各参加者達の対話は続く

最初はしり込みして何もいえなかったが

次第に俺も、立場、実績関係なく色んな質問や

提案を投げかけてみた。

今までなら

「空気を読めと」

散々怒られるか干されていただろう

しかし立場、実績関係なく、

それぞれが相手の成長の為に

全力で自分の意見をぶつけ合う。

休み時間には

全く異業種の人に相手の世界を聞いてみる。

「ゲームで世の中を面白くしたい」

というコンセプトを引っさげて参加されたオルズさん

なんでもゲーミフィケイションという言葉があるらしい。

ゲーム的要素を現実の場面に取り入れるということか

PCのめんどくさい作業を

ゲーム的にできたらいいだろうな

登録できたらポイントゲットみたいな

俺が何かするときの

アイデアに繋がるかもしれない

そんな妄想も交えながら

議論は進む

午後八時

８時簡に及ぶ、

議論がついに終了した。

アノマリー、終了おおおおっ！

お疲れ様でしたあああっ！

１５人の超人達と１人の廃人による議論は

どれ一つとして凡庸なものはなかった！

全ての議論が超弩級！

全ての対話が名言集！

そしてすべての参加者が！！

最高にカッコ好かった！

今の世の中

自分の考えをぶつけるという事が

無謀とも、無意味ともいわれる場面もあるだろう。

しかし己の全てを掛けて

ビジネスを探求せんとする

ビジネス界の超人達の人生を垣間見ることができた。

また自分の存在が

現実では認知されず、

人生の敗北を認めざるを得ない、

しかし、

「もしかしたら、こんな俺でも！」と

自分の可能性に気づきはじめたときの感動

そのどれもが俺の

「何か」を突き動かさずにはいられなかった

対話とは、ビジネスとは

かくもアツく凄まじきものなのか

有難う、ビジネス界の超人達よ！

有難う、逃げずに参加したあの時の俺！

アノマリー　イズ　ワンダフル！！

興奮さめやらぬまま

親睦会に参加する。

もともと人付き合いや飲み会というものが

大嫌いな俺

そもそも何で大切な金と時間と労力をつぎ込んで

他人の自慢と愚痴を聞かされないといけないのか

俺には全くわからない

昔５回連続で同僚の誘いを断ったときは

流石に問題になってしまったが

それでも嫌なものは嫌だ

しかし今回は珍しく自発的に参加した。

こんな人達が行くところだから

会員制のレストランか、クラブにでも行くのだろうか

そもそも

こんな人たちが庶民の酒場に降りる事はないだろう。

けど俺そんな金もってないし、

どうしようOrz

「貧乏だから奢ってください！」

とでもいってたかろうか？

心配をよそについていくと

意外や意外。チェーン店の居酒屋だ。

これなら何とかなりそうだ

こんな人たちでも

こういう所にくるんだな、

普通に親近感が沸く

俺の心配をよそに親睦会が始まった。

ワサシンに

「ショウギは変な奴ですね」といわれるが

「ワサシンほどではないっすよ！」

とお返ししてみたり

影のアノマリーの主役！

アニジャのきめ細かい心配りに感動し！

ここにくるまでの経緯を熱く語ってみたり

熱き大和魂をもつ若き学生

ピースに

「普通のフリしてもにじみ出てますよ（笑）」

と突っ込まれて

「何が？」といいたくも

しどろもどろしてしまったり

本業とは別にネットビジネスを学ばれている

チョーさんに20年来の友人のごとく自己開示してみたり

モンジュのコンセプト

「ネットの虚像をぶち壊せ！

　情報発信者と受け取る側の壁をぶち壊していこう！」

の言葉に勝手に感銘を受けてしまったり

ここではお書きできない様な

皆の面白話を教えてもらったり（笑）など

帰りたくない

久々本気でそう思える酒の席だった！

そうか、飲み会って本来楽しいものなんだ！

残念だが

ここでお別れの時間

帰り道の電車でも

発見や飛躍が止まらない。

昨年からわずかな期間で

スピリチュアルの正しい捉え方を発信し

信じられない結果をだされた

本物の教育者サトリさんと

左利きの視点で

野球業界に一撃を与えたい

文字通りの熱き指導者ネッコン！

先ほど親兄弟の如く自己開示したチョーさん

と一緒に電車で帰った。

少し周りを観察してみるとなかなか面白い。

ぱっと見周りと変わらないが

話の内容が他の人達とは段違いなのだ！

大抵帰りの電車で同僚との話といえば

職場の愚痴か自慢話か「仕事ダリー」てきなものと

相場が決まってる！

しかしお互いの意見を尊重し

次々ビジネスモデルの提案やアイデアが出てくる

同じ電車の会話でもここまで違うものか

人生で始めて電車の雑談に感動を覚えた一日だった。

聞くとサトリさんも

ほんの一年ほど前まではサラリーマンをやっておられたのだと

しかし一念発起して企業の道を選び

昔の数倍の稼ぎと自由な時間を手に入れられたとの事だ。

よく自己啓発本には

メンターに食らいつけ的な話があがる。

大抵の奴は冗談半分で実践しないが

サトリさんは忠実に実践し、そして結果を出してしまった。

そんな人が実際に成功の秘訣を

話してくれるのだから

これ以上強い説得力はない。

「ショウギさんもスグいけますよ！」

といわれた時は

「マジっすか！」

と有頂天になってしまったが

「どうせ俺なんてＯｒｚ」

とぼやいているよりはずっといい！

そんなこんなで午前０時過ぎ帰宅

とてつもなく濃厚な一日が終わった。

夢のような一日だった。

しかしこれからどうしよう

何か書けという話だが、果たして何を

今日一日だけでもう十分なんじゃないか

それは何かもったいないな

一体何を書こう。

悩む

そうだ！この体験を発信しよう！

何の実績も能力もない俺みたいな奴だけど

アノマリーという場所を得たということだけは確か

それだけは他の人より半歩だけ進んだのは事実

そこから自分が飛躍していこう！

きっと世界のどこかには「人生詰んだ」と

ヤサグれた俺のような奴がいるはずだ

どれだけ努力してもみじめな人生を送るしかない、

這い上がることのできない人間がいるとすれば、

俺がアノマリーを通じ、リアルタイムで飛躍する事で

彼らに夢を見させ続けることのできる存在になってやる！

そうすることで俺はもちろん、半歩前の自分たちが

自分を赦すことのできるきっかけを伝えることができる

「こんな奴でもできるんだ！」

この物語を描く事はワサシンでもモンジュでも他の誰でもない

俺にしかできないことなのだ！

色無し、能無し、お金無し、人生既に詰み将棋orz

だから何だ！こんな俺でも持っている！

非リア充の三冠王として

俺のなすべき道が定まった！

後は自分が飛躍していくのみ！

リアル世界の凡人とビジネス界の超人がコラボする

事実ベースの権利復権物語が産声を上げた瞬間だった。

リバイバルロード