脳科学的に成功を定義すると・・・ | マレーの虎ブログ

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19世紀多くの中国人が分断国家に成り下がった故国を離れ、
海外に散らばった。そして異国の地で力を蓄えた華僑が、現在の
先進中国の足がかりを作った。

21世紀、今度は日本を離れた和僑たちが、同じ役割を担うこと
になるのか・・・。?


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脳力開発トレーナー的な観点で、今日は成功者の脳の使い方に
ついて解説してみたいと思います。

よく昔から言われる成功者の条件に・・・

『99%の汗と1%のひらめき』があげられますが、ほとんど
の成功者が、実は、自分がこのパターンに当てはまると信じて
いるのですが・・・


最近の成功者といわれる方は、皆、言いますよね。

『俺でも、できたから、だれでも出来る。』
『私のような、どんなダメダメ人間でも、成功できました。』

って言うフレーズを、いつも聞かされてませんか?

これは、半分正しくて、半分はウソです。


こんなことをバラシしたら、クレームになるかも知れませんが、

実際のところ、彼らの多くが知っているハズです。

結果的に彼らのマネをしただけでは、ほぼ上手くいかないという
ことを・・・。

彼らの経験や時代背景、ビジネスモデル、メンター、スキルや
ノウハウ、タイミング、市場、などなどが、たまたま上手く当たった
だけに過ぎないことを・・・。

こうした事実を知らずに、自分の才能や努力に酔ってしまっている
のが、

偶然成功者、強運成功者と呼ばれる人たちです

言い方が余り良くないので、イメージが悪く感じるかもしれませんが、
もちろん、人一倍の努力や、しっかりとしたスキルを身につけた上
で成功されているので、成功者である事実に変りはありません。

ただ、そうしたことを考慮した上で、尚且つ、多くのことが、タイミ
ング良く重なったという事実
を、どう深く認識しているかです。

そのことを、ちゃんと理解できていないと、一発芸人ならぬ、一発
成功者となり、彼らが、生き残れる期間は、どんどんと短くなって
います。

反対に、成功を長く続かせられる成功者は、皆、この厳粛な事実
に気付いていて、決して一時的成功に有頂天になることは、ありま
せん。

つまり、私が言いたいのは、本人がどんなに努力して,99%の
汗で成功をつかんだつもりでも、ひらめきや運を1%と思ってはい
けない・・・

ということです。

これは、ケースバイケースですが、少なくとも運やひらめきが作用
しているレベルは、最低でも50%以上、厳格に言えば90%
以上のケースが非常に多いという事です。

よく、私たちは脳の3%程度しか使えていないということが、言わ
れます。

じゃ、その3%とは何か・・・? 

というと・・・・

それが、厳密ではないですが、意識的努力の部分になります。

つまり、自分では、99%の汗と努力でつかんだつもりの成功も
脳科学的に言えば、おそらく3%以内での話しになります。

じゃ、その人が、脳の残りの97%を使っていなかったのか・・・?

いえ、違います。

ひらめきや運をなどを呼び込むために、無意識的に使っていたの
が、無意識レベルであり、ここが脳機能の97%を秘めている、

ということになります。

したがって、脳力開発トレーナーとしての私の成功の定義は、

成功とは『3%の汗と97%のひらめき』によってもたらされる。

ということになります。

ただ、ここで勘違いしてほしくないのは、3%の汗ということは、
努力はあまり関係ない、必要ないと見ないで下さい。

もう、これ以上無理というレベルの努力が3%です。

この3%の意識的努力があって、巨大な97%の無意識脳を動か
せるという事実も忘れてはなりません。

ただ、脳科学的には、努力をあまり意識しなくても、上手く97%
の無意識脳を動かせれば、もっと簡単に、自然に無理なく成功でき
るイメージをもっています。

やはり、成功のカギは、脳の97%の機能が眠っている、無意識
脳の開発が、最も有効であるという結論になります。

自由に人生の設計図を描き、人生を謳歌し続ける成功者は、

私から見れば、まさしく『無意識脳マスター』です。