こんにちは。
前回の記事で書いた
スタイルブックで見つけた、作ってみたいお洋服
早速、製作に取りかかっています。
とはいっても
その作りたいアイテムというのがジャケットなので、
この秋冬シーズンで縫いあげる目標にして
長期的な目で見て、作ることにしました。
本当に縫い上げられるのか、不安ですが
完成を目指していきたいと思います。
パターンの参考図書があったらいいな～と思い
図書館へ行って、製図してきました。
製図前に、パターンの書籍を探して
１冊奇跡的に残っていた本を見つけて、借りてみました。
今回、私が作るジャケットは
原型を操作してパターンを作るタイプのジャケットです。
原型を使うので
より自分の身体のサイズに近い、精度の高いパターンになります。
その分、手間ひまはかかりますが
着心地は、良いものが出来ると思います。
パターンを１から自分で引いて、お洋服が縫いたい私には
なによりのチャンスでもあります。
１つ１つの工程を理解しながら
じっくりと、作りたいと思います。
さて、パターンを引く、といっても
私はいきなり製図はしません。(出来ません、か・・＾＾;)
毎日、独学でパターン学習しているものの
結局は独学なので、いきなり引いたりは出来ません。
まず、スタイルブックの製図をよく見て
原型をどう動かすのか、どういう移動があるのか
それを理解する所から始めます。
どの部分が原型を使ったラインなのか
どの部分が展開して引いたラインなのか
独学で学んだことを総動員して
すでに、ここで総動員です(笑)
総動員して、製図前の下準備をします。
私が今回作るジャケットは
２段階の工程が必要になることが分かりました。
まず、原型からベースのパターンを製作します。
これが、１つめの工程。
そして、そのパターンをさらに展開して
ジャケットパターンを作ります。
現在、工程の１つめ
原型からベースパターンを引く工程まで終わりました。
まぁ、終わったといってもですね、
早速分からない箇所が出てきているので、完成はしていませんが(＾_＾；)
出来る所まではやったと思うので
疑問点は、先生にポイント的に教わって解決しようと思います。
こんな時、独学の限界を痛感しますね。
それでもなんとか、自力で引きました。
これは後ろ身頃の製図。
ウエストダーツが入っています。
このダーツの作図が、ちょっと怪しい・・
ので、確認が必要です。
ちょっとしたことなんだけど
ダーツのごく僅かなズレや間違いが、最後はデザインに響きます。
時間はかかっても
疑問や”分からない”を大切に
しっかり解決しながら作ろうと思います。
前身頃。
写真は、胸ぐせダーツ。
入ると綺麗なラインが出ますが
今、市販のお洋服にダーツが入ったものは滅多にないそうです。
高級ショップやブランド以外のメーカーなどでは
平面的なお洋服が主流、なのだと聞いたことがあります。
綺麗なラインの高価なお洋服には
それなりの理由があります。
この後、２箇所のダーツ移動をさせて展開、
ジャケットのパターンを製作します。
その様子は、また次に更新しますね(＾_＾)
余談になりますが、実は
ずっと通ってきた洋裁教室で
もう、今までのようにお洋服づくりをすることが難しくなりました。
今年の春、生徒さん達の意見で
教室のシステムが変わってから
それに伴って教室の色々なことが変わってしまい
私も、自分が望むお洋服づくりを教わることは
なかなか難しいのかな・・と感じることが増えました。
それでも先生に教わりたい気持ちは変わらなかったので
春以降、教室へ通うことはなくなったものの
先生と２ヶ月に１度ほど個人的に約束をして、
ポイント的に、分からないことだけ教わるスタイル
に変えて習っていました。
本来、個別でそういうことはしていないのですが
先生のご好意でそのようにして頂き、なんとか続けてきました。
けれど、先生も
加齢による体調維持の困難さなどもあり
最近、いよいよ
お話がありました。
分かっていたけれど
ついに、もう卒業も同然の様子です。
あと何回、個別の約束で教われるか
分からないけれど
ジャケットを作りながら、
今後どうするかを考えていきたいと思います。
ちょっと
安全な基地から自立して、自分の足で自分の人生を行こうとする
・・巣立ち
そんなシーンに似ているなぁ
なんて感じてます。
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こんなに沢山の方が、読んで下さっているんですね。
何度考えても、すごいことだなって
胸がいっぱいです。
ありがとうございます。
