心配してくれた | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

さっき、じーじのパジャマの着替えを手伝っていた時、私の手がいきなり止まった。


うん○を発見したとかではなく、痛みに耐えかねたからだ。


何を隠そう、ここ一か月くらい左腕が痛くて上に上がらない。


後ろに左腕を回すと激痛が走るので、ブラのホックもなかなかはめられない。


おそらく50肩だとは思うが、自分の病院には行く暇がないので、はっきりとは分からないけど。


じーじにパジャマのズボンを履かせようと、ズボンをたくし上げた時痛みが走った。


「いたたた~。」


と声を上げ、私が左腕をさすっていると、


「椅子にぶつけたんか?」


なんと、じーじが心配してくれた。


認知症だって、何もわからないだけじゃないよ。


ちゃんと、娘を心配してくれる。


こういう一瞬があるから、在宅介護を続けられる。


実の親でも義理の親でも、相手を思いやる気持ちと感謝の言葉があれば、

下の世話だろうが、やってあげようという気になるんだと思う。


一番辛いのは、暴言や拒否じゃないかな。


我が家の場合、じーじにも少しの暴言や介護拒否はあったが、

それをはるかに上回る威圧的な私の態度と、金切声の説教で、

封じ込めてしまった。


じーじにとっては、今も昔も娘の存在が一番の弱点であることには変わらない。


妻であるばーばの言うことは聞かなくても、私の言うことは聞く。


それはね、何があっても本当は父が大好きで、

娘が何よりも大切な父親との、つながりなんだと思う。


50肩の痛みに耐えながら、まだまだ頑張りますよ~。



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