今日はケアマネさんの月一の訪問日。
来月の予定を確認するだけと言ったら、そうなのだが。
まず、今月にあった出来事を話す。
ばーばが、左腕をケガしたこと。
デイでラップ療法をしてもらい、随分治ってきたこと。
夜眠れなくて、ビニール袋に未使用のパッドやらリハパンを入れて、
入れたことを忘れ、尿漏らしが大変だったこと。
その対応策として、ポータブルの位置を変えてみたこと。
あ、そうそう記事にはしなかったが、お盆休みの間に介護認定調査が行われたこと。
調査員の方の、何とか現行通りの要介護1にとどめておきたい、
という態度が見え見えだったこと。
うちの町の財政状況は良くないようで。
そんなこんなの状況を説明し、次のショートの希望日を伝え、
書類に判を押し、ケアマネさんが本人と会話をして、はい終わり。
ケアマネさんが、帰りがけに玄関に置いてあった宅配弁当の入れ物を見て
「○○さんは、お料理は得意だったんですか?」
と聞いてきた。
ばーばは、決して料理が上手とは言えなかったけど、手作りにこだわっていた人だった。
味噌汁も、必ず出汁からとる。
決して、ほんだし降り注いで終わらすようなことはしなかった。
ばーばの異変に気付いたのも、この味噌汁だった。
私たち家族が帰省していた時、それまでと同じように味噌汁を作ってくれたのだが、
具にピーマンが入っていた。
ネギと間違えたのかもしれない。
ま、当時は持病の糖尿病の服薬がきちんとできず、血糖値が異常に高かった。
結果的には、このことがきっかけでばーばを糖尿病治療の為入院させることになり、
同時期にじーじの認知症も発覚し、二人同時在宅介護になだれ込むことになった。
ばーばは、どんなに便利な調味料や調理器具があっても、
昔ながらの調理方法を変えようとしなかった。
銀行も、そう。
決してキャッシュカードは使わず、いつも窓口で出金していた。
つまり、新しいものに手を出さず、かたくなにそれまでと同じ生活を保とうとしていた。
じーじも同じだった。
この性格・習慣が認知症につながっているのではないか?
ケアマネさんと話していて、そう思った。
どんなに年を取っていても、新しいものを使ったり新しいことにチャレンジしていれば、
脳も活性化するのではないか?
そこで、もう一つ気づいてしまった。
うちの旦那。
何度スマホを勧めても、頑としてガラ携に固執する。
いつも同じような服を選ぶ。
欲しいゴルフクラブの検索さえ、私に任せる。
あ~なんか、この先いや~な予感がする。
もうこれ以上、介護はしたくないんだけど。