2015年01月26日
睡眠をしっかりとりたい人には、実は昼間の●●が効果的
早く寝たのに疲れが取れない……。社会人になればこういった経験は誰しもあるものです。原因は何なのでしょうか。またどうすれば睡眠の質が上がるのでしょうか。
■寝る前にしてはいけないこと
質の良い睡眠がとれていれば、朝起きたときに体の疲労が回復しているはずです。疲れが取れないということは、睡眠の質が悪いということです。寝る前にしてはいけない代表的なことは、飲酒です。寝酒と呼んで習慣にしている人もいるでしょう。
確かに寝る前の飲酒には催眠作用があるため、寝付きは良くなります。しかしアルコールを体内で分解する際に興奮を司る交感神経が刺激されるため、眠り自体は浅くなってしまいます。また寝る直前の激しい運動も眠りに悪影響を及ぼします。
■良い眠りのためには体温が十分に下がる必要がある
人間は、眠るときに体温が下がっていき、寝ている間は体温が比較的低い状態になっています。質の良い睡眠をとるためには、この体温の変化がスムーズに行われる必要があります。寝る前に激しい運動をしてしまうとなかなか体温が下がらないため、寝付きにくくなります。
ストレッチ程度の運動であれば、リラックス状態を司る副交感神経が優位になりやすく、寝付きが良くなります。
■日中の運動によって良い睡眠を促す
寝る前の運動には注意が必要ですが、日中に運動することによって睡眠の質を上げることができます。運動によって筋肉などの細胞が傷つき、細胞が回復するためにも、成長ホルモンが多く分泌されるようになります。通勤を徒歩にしたり昼休みにジョギングをするなど、できる範囲で運動を取り入れることで、寝ている間に疲れが回復しやすくなるのです。
寝る前に運動をする場合は、ウォーキングなどの軽い運動であれば寝る2時間前まで、筋トレなどの負荷のかかる運動は3時間前までに終わらせましょう。そうすると、上がった体温が徐々に下がり、寝付きも良くなります。
特にダイエットをするつもりがなくても、日頃から運動を取り入れることで、睡眠によって疲れが取れやすくなります。疲れが取れると日中元気に活動することができるようになり、さらに運動をすることが楽しくなります。
できるところから運動を取り入れてみましょう。
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