長い時をかけたものは残り… | ネットの中の《峠の茶屋》

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「自分の人生は自分でしか歩めない」
日々歩んでいく中でハァ〜ハァ〜したら、ちょっとお茶を一服。手を貸したり、お話し聞いたり、お茶差し出したり。日々のお話し、皆の四方山話、コネタ、色々繰り広げてます

『長い時をかけたものは残り
  短い時でできたものは残らない』


私がいましている仕事はもう10年以上になります。
でも工芸の世界では10年は
 【たったの】10年 です。

やっとスタートに立てたところなのかもしれません。



今の時代は、とにかく動きが早くって
「時流に乗れよ」という言葉もよく聞きます。
ところが、時流に乗れば、時流でつぶれてしまうのだと
冒頭の言葉を教えてくれた方がお話されました。


職人が経験する10年は
たんに出来るようになるだけのためではなく
そのものの文化を理解したり
もっと長い時をかけてできたものを受け容れ、
そしてこれからの時々に反映できるような
能力を培うためのものなのですね。




これ、職人の話だけじゃなくって
他の仕事や職場、家族でも
同じことだと思います。

他人だった人と一つの家族になり
長い人生を歩んでいくわけです。

けんかもあり
人には言えないような辛いこと、悲しいことが
あったと思います。
もちろん、楽しいことも

そんなことを共に共有しながら
長い人生歩んでいくことでできる絆があるのでしょう。

私はその絆を離婚で一旦壊しちゃいましたが
そのともに苦しみ・悲しみ・楽しみを共有していた
時の絆が今でも続いています。

でも短い期間でもりあがったものは
残念ながら、覚えていないことばかりです。





自分の人生、いちいち一喜一憂するのでなく、
一つ一つのかけがえない時を
大切に歩んでいきたいものです。

その結果は、もっともっとずっと先の
自分が年老いたときに振り返ってみて
良かったなと思えればよいなと思ってます。


皆さんにとっても素敵なときとなりますように(^^)




(写真:羽藤由香)




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