FDA川崎 就労継続支援B型利用者のM.Oです。

今日は選挙について考えていきたいと思います。
昨日、東京都知事選挙があり、その前は参議院議員選挙がありました。 アメリカでは11月の大統領選挙に向けて共和党候補者に泡沫候補と言われていたトランプ氏があれよあれよと党の統一候補になってしま
いました。

日本でもアメリカでも見られる傾向として、政策の内容よりセンセーショナルな事を
言った候補者に聴衆が耳を傾ける、もしくは心が動くことに危機感を覚えています。

インパクトのあることは、実行することが難しいことが多くいくつもの障壁を乗り越えなければ 実現には至りません。
例えば アメリカ大統領選のトランプ候補はメキシコの国境付近に高い壁を作る
とかねてから言っています。 この発言は当のメキシコにとっては面白くないですし、争い事の引き金になりかねません。

では、どうしてこういった内容に国民や都民は心を動かされるのでしょうか。

まず、現在の生活に何らかの不満があるから、多少 刺激的なことを言っている候補者のほうが気持ちを代弁してくれているように錯覚してしまう、一種のストレス発散に使われているように思います。
政策の実行の可否よりも候補者の知名度、メディアの取り上げられ方、政策の派手さで首長なり議員が選ばれているように思います。

その方を選んだのは、選挙民の我々ですから後々後悔するのも我々です。
この危ない選び方を正すには、やはり政治不信をなくしていき政治に興味を持ってもらうことから始めないと、どんどん劇場型の政策、政治が進んでいってしまうことを危惧しています。