カテゴリ:夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/プラグラティズム17(六百十六)
第二次世界大戦敗北の結果、日本の思想は占領国がアメリカ合衆国であったために、マルクス主義は当然に規制の対象であり、アメリカ合衆国が発祥の地であるプラグマティズムが日本で花咲かせます。此処にプラグマティズムは知識層に普及し、恰も現代思想の新進哲学の如く持て囃されています。此の時期、敗戦後の日本に於けるプラグマティズムは教育学と心理学の権威としてのデューイの思想を基本とし教育改革を進めます。当然のこと乍ら、米国とともに戦勝国である露西亜と中華人民共和国は日本の教育改革制度にも干渉します。此のことがプラグマティズムを基本に置く政治体制に於ける文部科学省と教育委員会に対抗する日教組の軋轢を現代に引き摺ります。教育にプラトンのギリシアのアカデミーが理想とした思考発想の自由は政治体制の体制下に置かれ、憲法条項の中の「教育を受ける権利」自由権利から拘束された範囲の権利へと成り下がります。人間の思考とは事程左様に環境に影響され、ギリシア最大の哲人の、知らないことを知っていると思い込んでいる人々よりは、知らないことを知らないと自覚している自分の方が賢く、知恵の上で少しばかり優っている」ことを指しているの「無知の知(Ignorance of knowledge)」を学ぶ機会が失われることになります。 pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2foh-platter%2f612791%3fscid%3daf_link_txt&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2foh-platter%2fi%2f10001693%2f" target="_blank">cap-hiroのプロフィール 哲学・思想 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年12月02日 06時21分50秒
コメント(0) | コメントを書く |
|