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Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2017年08月12日
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カテゴリ:夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/スピノザ82
 抑々が世界には始まりがあって終末に向かうとしたエントロピー理論に誤りがあるとすれば、ビッグバンのコア(Core)も唯一つではなく、幾つもの連鎖であり大宇宙の終末は新たなコア(Core)への転遷だと思考すれば、世界の始まりと終末は考慮せずに済み、「神の見えざる手」を根底に置く必要から離脱できます。此のコア(Core)の複数個乃至は無数の連鎖と捉えれば世界の始まりや終末は一個の大宇宙の観点からのみの観想となり、「核/Core」の先の「根源の根源」や「究極の何故の問い(The Ultimate Why Question)」もしくは「存在の謎(The riddle of existence)」にハイデッガーの「神の見えざる手」を考慮する必要は無くなりますが、世界連鎖の究極の根源に関しては答えは与えられません。但し、時間の始まりの問題や其の終末に関しては「永続する宇宙や永遠の時間」を想定することからは開放され、時間は始まりがあり、終末があれども「核/Core」の連鎖の循環に新たに再生されるに過ぎないことに成り、現代の物理化学理論の「有から無への転遷及び無から有が生じる」理論は納得性が高められます。此処から飛躍的に思考を進めれば人間精神の転遷をも夢想することも可能だと云えましょう。然し乍ら、「なぜ何かがあるのか」を問う問題には答弁すること能わず、新たなる「究極の問い」は払拭されてはいません。
billiards2

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最終更新日  2017年08月12日 06時20分29秒
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