「思考と直覚」時間と霊魂112
重力子(じゅうりょくし、英: graviton、グラビトン)は、素粒子物理学における四つの力のうちの重力相互作用を伝達する役目を担わせるために導入、2017年には、すわ発見かとマスコミのみならず世間を騒がせたシロモノですが、現在は仮説上の素粒子です。何故に、事程左様に問題となるのか。重力も標準理論の力と同様、粒子が仲立ちするとみるから時空のゆがみを伝える重力波も重力子の流れとすることから、発見が期待されています。グラビトンを「重力子」と和訳するから、重力子に大変な質量があるとの誤解が生じます。重力子の質量はゼロで、光速で進みます。宇宙の根源的な要素としての四つの魔力、光子・グルーオン(強い力)・ウィークボソン(弱い力)そして重力子ですが、このうち重力子のみが未発見なのです。現代物理学は存在すると踏んで実験を繰り出していますが今だに手は出せていない状況です。重力子とって最もなじみ深い力は重力です。すべての素粒子に引力(万有引力)として働きます。重力は遮られることなく無限遠まで働くため、マクロの世界を支配しています。地球、太陽、銀河系などの天体の運行をつかさどり、巨大な宇宙の構造を作り出しているのす。みんながよく知っている、私たちを地球に引きつけている重力は、重力子の交換によって伝わります。重力子は質量を持たないので無限の遠方まで届きます。同じ質量ゼロとされる光波の因子より宇宙創造の世界を掴める可能性があるのです。
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