ミクロの視点とマクロの視点 | 永遠のホリデー(^O^)/

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【木を見て森を見ず】
ということわざは有名ですね~
木を見るのはミクロの視点、森を見るのがマクロの視点です。

この諺が出る時は大抵「木しか見ていない人」を揶揄していますが
別に木を見ているから悪い、森を見れば正解で偉いなんてことはありません。

【ミクロの視点とは?】
諺でいえば「沢山ある木の1本1本をバラバラに見ている状態」です。
あの木は大きい、こっちは小さい、あっちは赤い、こっちは茶色・・・!!
物事をミクロの視点で捉えると、情報量が多く煩雑になる為
得られる情報量や、それに影響される《感情のブレ幅》が大きくなります。

感情が動く=エネルギー生産ですので
賑やかなミクロの視点で物事をみると、存在し続けるエネルギーを得ることが出来ます。

【マクロの視点とは?】
諺でいえば「木々をまとめて1つの森として見ている状態」です。
これは森。
物事をマクロの視点で捉えると、1つの結論に統括されますので
大局的になるほど、得られる情報量や感情のブレ幅は少なくなります。

【ミクロとマクロってどう違うの?】
「食事」を例にとります。
ペコペコの人にとっては、食事は楽しみでありエネルギーを得る行為ですね。
しかし、既にお腹いっぱいの人にっては
食事自体や消化など、逆にエネルギーを消耗する行為になります。

これは精神に置き換えても同じことで
気持ちに不満・不足があり、不安定になっている人ほど
「エネルギーを得たい・刺激を感じたい!!」と思っています。
既に気持ちが満たされて安定している人は、それ以上のエネルギーを得ようとはしません。

話しをミクロ・マクロに戻すと
ミクロ視点を好む場合、その人は「エネルギーを得る行為」を求めており
精神の食事を必要としている。
対してマクロ視点を好む人は満腹状態なので
この2人が一緒にいても噛み合わず、お互いにメリットはないのです。

これは「みんな違ってみんないい」というような感性・個性の話しではなく
それ以前のもっと単純な「状況の違い」なのです。
(マクロで言えばそれも含めて個性といえますが)

【状況が違うと、まず合わない】
ミクロ視点で葛藤したり競争したり、心をバタバタ震わせている人を見て
「あんな物事の末端だけ見て一喜一憂するなんて・・・」と呆れてはいけません。
だって、感情の起伏を求めてあえて首を突っ込んでいるのですから。

そこにマクロの視点など持ち込んで諭したりすれば
相手の食事を取り上げる行為になり
「あんたはわかってない!」とカンカンに怒られてしまいます。

【個性≠状況】
価値観や感性が違う人といると刺激になるものですが
「状況」に関しては、なるべく同じレベルの人と一緒に居る方がスムーズに合いが繋がります。

状況が違う相手を無理に受け入れようとしても、お互いエネルギーを消耗するだけ。
それは優しさや愛ではなく、単なる空回りになってしまいがちです。

【いかがでしたでしょうか?】
悪い人じゃないんだけど、どうも気が合わない・話しが合わないんだよな~~・・・
という場合、その人と自分は「状況が違う」可能性が高いんです。

以前はどうにもニガテだった人が、ある時から仲良しになれた!という場合も
相手(もしくはお互い)の状況が落ち着き、すれ違っていた波長が合致できた為。

「なんか微妙に合ってない?」と感じたら、しばらく様子をみてみましょう。
ふとした時に、カチッと目線が合うかもしれませんからね。
ニガテ意識は保留にして、とりあえず時間に任せるというのも有効ですよ。