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”ジャズボーカル楽譜 〜 ジャズの楽譜の性格”


2013年8月23日のブログ
ジャズボーカル楽譜 〜 ジャズの楽譜の性格
より。

しっかりとアレンジされた楽譜もありますが、
ジャズで比較的多く使われるのはリードシート（Cメロ譜）です。

リードシートには概略しか書いていないので、
演奏者が知識や経験で補って音楽をつくります。

そのため、伴奏者の実力が心許ない場合は演奏が成立しませんし、
また、演奏者の裁量が大きいので、完成形としての音楽も
その都度大きく異なります。

クラシックの人にとって楽譜は金科玉条ですが、
ジャズの人にとってはメモみたいなものと言えます。

ジャズの楽譜は、それを参照しながら慣習によって弾くので
記譜法的に正しくないことも多々あります。
それゆえに「譜面通り」という指示、注意喚起をすることも。

市販楽譜を（移調をしたりはするかもしれませんが、）
丸写ししても思い通りの演奏になるとは限らない、
ということを認識しておく必要があります。



こちらもご参照下さい。
↓
”ジャズボーカル楽譜 〜 2つの着目点”
”ジャズボーカル楽譜 〜 2つの着目点（補足）”
”ジャズボーカル楽譜 〜 そもそもジャズの楽譜とは”

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