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”リハーサルマーク”
2013年8月28日のブログ
リハーサルマークより。
リハーサルマークは、演奏の指示の際に
どこから演奏するかがわかるように書いておくマークのことです。
専らアルファベットで記載されます。
これと混同しがちなのが、
「A-A-B-A」や「A-B-A-C」などと
楽曲構成の説明表記。
いずれも曲の部分についてアルファベットで表現しますが、
役割は全く違います。
まずリハーサルマークはこのようなものです。
↓
次は誤用例。
A-A-B-A形式の曲をこのように表記したら…
↓
この誤用例では「Aから」と言っても3つもあるので
どこを指しているかわかりません。
この程度の長さの楽譜であれば
「ラストAから」と言えば分からなくはありません。
実際、楽譜がなかったり、
リハーサルマークを付していない楽譜の場合は
そのような説明をすることはあります。
あくまでもリハーサルマークはリハーサルを円滑に進めるためのものなので、
混乱を避けるように付けるべきです。
上記譜例程度の長さのリードシートであれば、
特にリハーサルマークを記載するまでもないかもしれません。
楽譜作成のときに、意味もわからず写すことだけは避けたいところです。
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