早期警戒機部隊 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 



早期警戒機部隊が発足 尖閣監視で空自那覇基地

産経ニュース


E2C早期警戒機を前に隊旗を渡す小野寺防衛相(右から2人目)=20日午前、沖縄県の航空自衛隊那覇基地


 防衛省は20日、沖縄県の航空自衛隊那覇基地でE2C早期警戒機を運用する新たな部隊の発足式を開いた。沖縄県・尖閣諸島周辺で中国の領海侵入が繰り返されている現状を踏まえ、警戒監視態勢を強化する狙いがある。

 小野寺五典防衛相は発足式で隊員に訓示し、中国を念頭に「法の支配を脅かす、力による現状変更の試みが継続されており、不測の事態を招きかねない危険な状況になっている」と指摘。「固定式レーダーを補完する新たな部隊の役割は極めて重要だ」と強調した。

 空自はE2C13機を青森県・三沢基地に配備しているが、最近は那覇基地への展開が常態化していた。今後は13機のうち4機程度を那覇基地に移して新部隊が運用する。三沢基地には、残りのE2Cを運用する部隊を置く。

 また、静岡県・浜松基地には空中警戒管制機(AWACS)を運用する部隊を設置する。