みなさんこんにちは！葵です。

 

ニュースで鶴ひろみさんが亡くなったとのニュースが流れてきました。

アンパンマンのドキンちゃんドラゴンボールのブルマの声をされていた声優さんです。

 

１６日に首都高に停車中の車の中で、鶴ひろみさんが死亡していているのが発見されたようです。

今日は緊急で、ドキンちゃんに何があったかを見て行きましょう。

 

１９６０年生まれの彼女は、１９６８年戊申の年に８歳「コメットさん」で女優デビューしています。　

彼女の年柱は庚子ですから、半会の年にデビューしたことになり、仕事は異次元融合（他のジャンルまで幅が広がる）ことになります。

１９７８（戊午）年には、異次元融合が効いたのか、声優としてもデビューを果たしています。しかし、この年は年柱と対冲になるので、声優としては相手のオファーを待つという営業形態になり、広がりは期待できません。

しかし、アンパンマンなどの配役が廻って来て、声優として名を馳せることになり、俳優業よりは声優として世に知られるようになりました。

 

 

本人の命式は日柱と年柱が半会（子―辰）、

年柱と月柱が刑（子―卯）、

宇宙盤は四位で昇型と崇型です。

 

※算命学ワンポイント講座

四位昇型

・夢とか希望など、精神的な理念が大きく、行動力も旺盛。

・夢は大きいが、やっていることは何かが分からない面がある。

・日常生活の範囲で、行動を理解するのは不可能。

・良くも悪くも、周りへの影響力が大きい。

 

四位崇型

・天才型と言われ、北天運的な才能を持つ。

・身強なら才能を発揮出来るが、身弱なら最悪の場合、力量が足らないため狂人となる。

・北天運と身強がセットになれば、爆発的に才能を発揮できる。

・南天運であれば、狂人扱いとなる。

 

天中殺は子丑ですから、初代運。そして、生年天中殺がありますので、一見宿命に合致しているようですが、月支が日干を生じている形なので、人生は陰転の傾向です。

そして、声優デビューの１８才から子丑天中殺に入っていますので、枠が外れた状態で仕事が舞い込んだようです。

 

陽占を見ると、タテ線に地財局・推逆局、ヨコ線に円推局があり、何かと内的な葛藤の多かったようです。

 

算命学ワンポイント講座

地財局・・理性はあるけど自分の品位を落としてまでお金に固執する人。

守銭奴ではなくお金が出来ると人格が変わる。子供に教育を強要する。

 

推逆局・・気性が激しく瞬間的に逆上する。理屈では物事を理解しているがすぐに感情的になってキレやすい。

 

円推局・・人生の途中で挫折しやすい。家庭運がよくない。

理性では理解しているが、何かに対処するときは短絡的に儲かるか儲からないかの判断をする。

 

 

それはそれとしても、なぜ、彼女はこのような亡くなり方をしたのでしょう。

 

算命学的に考えられることは、空中分解です。

宇宙盤の四位昇型のところに、日柱と対冲となる大運に甲戌（異常干支）が廻り、年運の丁酉は月柱と対冲になります。

そして、亡くなった日は、

日柱丁未（年柱とは子未の害）、

月柱辛亥（日柱・月柱と三合会局）、

年柱丁酉（月柱と対冲）。

 

また、大運の甲戌は月柱の己卯とは支合、年運の酉は日柱の辰と支合、位相法の分離条件と融合条件が入り乱れています。

 

そして、今年の５７才は大運５旬目から６旬目に入る接運なのです。

 

そして、この接運は１８才から続いた天中殺期間と変剋律期間が明ける前年でもあります。

 

総エネルギー量をみても１６６点と平均的な主婦程度ですが、排気量は６，７と大きめですから、自分の力量以上の頑張り屋さんだったと思われます。

 

また、５旬目大運は異常干支ではありますが、甲戌で彼女の月柱（月支元命）と干合しています。

 

干合は、恋愛と関係があるのですが、恋愛に関係が無い場合には、何かのトラブルがやってくるという見方をします。

 

もちろん、日柱の干合ではありませんので、それほど強烈な現象ではありませんが、位相法が集中している時期ですから、影響が全くなかったとは言い切れません。

 

ちなみに、体質占技によると、彼女は春生まれの土多ですから、見かけによらず内臓関係が虚弱なのでは？ということも考えられます。

 

いずれにしても、大運６旬目が人生の正念場（天恍星から天南星）で、

ここを乗り切れば違った意味で大いに活躍出来る人だったので本当に残念です。

 

 

ご冥福をお祈り申し上げます。