描き直した数だけ思いが乗るということだと思う。 | 木彫りウッドセラピー!心安らぐ初心者向けやさしい木彫り入門通信講座

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木彫り初心者の方に向けた彫り方を基本とした製作過程も公開!山口県から木彫りの楽しさと癒しを伝えていけたらと活動しています。

何でも描き直す。

納得がいくまで描き直します!



だって彫り直す事って、はじめからやり直しを意味してるから(^_^;)

それよりは納得いくまで下描きを描き直す。

その方が後で苦労せずに済みますからね!(*^^)v



こんばんは。
木彫り作家の大二郎です。



5月人形の兜のデザインをどんどん決めて行きます!
どんどん決めて行くとは言いながらも何度も描き直してるんですけどね(^_^;)


始めはこの上の画像のように頂点に葉っぱを描いてみたんです。


でももう少し太い葉っぱの方が良いかなと思って描き直したのがコレ。
1枚目の画像とはまた少し兜の印象が違うでしょ?(*^_^*)



それでも何か違う。

そんな感じがしたんです。


いろいろ考えたけど、そう思うってことは多分こういう葉っぱの形じゃないんだろうなって。


じゃあどうしよ~ってなって、迷って迷って思いついたのがコレ。
ちょっと頂点の部分以外にもデザインが入ってますが(笑)


結局葉っぱの模様、を崩してみる事にしたんです。

3本の線を伸ばしたり曲げたりクロスさせたり。


そしたら何かカッコ良くなった(*^^)v


やっぱり端午の節句に飾る兜はカッコイイ方が良いでしょ!



何度も繰り返して描き直して決めたデザインだからこそ僕の思いが乗るんだと思います。他の人だったらもしかしたら途中で諦めるかもしれませんもん。

僕から出てきたオリジナルの兜になっていきます(*^^)v


そしてその周りのデザインは植物を意識した形にしてみました!(^○^)
あくまでも暫定のデザインですけど、これで彫り進めようと思います!


こういうデザインとか下描きを中途半端にやってると彫る時に苦労するんで、とにかく全体のバランスを崩さないように心がけました。


彫るとまた印象が変わるんですよね~(*^_^*)


この画像を良く覚えといてくださいね!

彫った後を見たらイメージとか雰囲気とかまた違ってきますから^m^





展示会まであと16日!



「伝統のありか」


5月3日(土)~5月5日(月)

午前9:30~午後5:30


西茶屋街 西検番事務所


石川県金沢市野町2-25-17