2017/03/11

6年目の3.11













写真は震災後2~3週間位経った頃、石巻。

今日は一日震災関連の番組で、目にするたびに改めてもう6年経ったんだなぁと感じます。
私はまさに災害只中の石巻にいて、でもラジオもなく、テレビは勿論観れず、当日、揺れたその日、実はたいぶのんびりしていました。
(状況が知れず、しかし一番危険な場所にいる自分と祖母が無事避難出来たので、他の家族は大丈夫だろうと割と落ち着いていました)
道路沿いに浸食してくる水を津波と認識していなかった夕方。(水道管の破裂か何かと思っていた)
中学校に避難して、まさかその避難生活が3週間にも渡るなんて思いもしなかった震災当日の夜。
地震速報のあの音だけはなんだかむずむずそわそわして嫌な感じで。(そしてそれだけは今でも)
ようやくことの大変さを、被害の甚大さを知り実感した翌日12日。

ありえないような、想定外の、思ってもみなかった被害が、しかしありえる。ある。
それを知った日でもありました。

知れたから、出来ること。沢山あると思います。

今後どこかで起こる地震は避けられないけれど、備えておくことは出来ます。
家具の固定とか(6年前は、タンスと冷蔵庫と姿見と鏡台と本棚がガッシャン。チェストの上にあったプリンターは空を飛んだんだと思います。遠くに転がっていたから。ちゃんと固定していた大きな食器棚は倒れませんでした)
非常食や水の備蓄とか(あれだけの揺れと被害の中にいてさえ、避難場所にもっていった食べ物は0でした、私。飲まず食わずで2日って結構堪えます)
最低限のことだけでも、なんとなくでも、備えあれば憂いなし、です。
どうかそれぞれにそれぞれで出来ることを備えておいて欲しいな、と思います。



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