おれなりの真面目 | 今日もますますふうたんぬるか

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ふうたんぬるか人のふうたんぬるか日常です。
基本的に色恋沙汰しか頭にないのに、なぜかそれすらおぼつかない。
三十路に入りおぼつかなさにも本腰が入ってきました。
てゆうか人生おぼつかない。
作家目指すとかうわごと言ってますよ。そしたらなんか結婚した。なぜだ。

精神状態が蔭ってくると、テレビの音などがものすごく耳に障るので、うちの食卓は無音なことが多いです。

そうするとだらだらとした会話をずっとすることになるので、どーでもいいことくっちゃべっています。

まあ、そうすると新婚ゆえ、
「浮気したらどーいう対処をしてやろうか」
という議題などがもちあがります。

「どういうもこういうも、私が浮気するビジョンがわきません」

という旦那。
「残弾数も少く、再装填にも時間がかかるので、よその人とするのはもったいないです」

とのこと。

そのあと、
「むぎぼうさんも、浮気なんてしませんよね」
「…」
「…」
「…」

現状、していなくても、未来のことなど、わからぬ!!

基本的におとこの人と旦那抜きで遊ぶのはナシにしています。

…自分を信用できんとです。

しかし、今の時点で、2回、危ないことがありました。

いや、おとこの人とサシは禁じているんですが、

ほら、その、おれ、両刀だから…

一度目は自主製作映画のとき。
全部とりおわって、夜になって力が抜けたら、なんか、その…

ムラムラしちゃいましてね!!

主演の女優さんを持ち帰ろうとしてしまたです。

彼女は隣駅に帰るところがあるのに、乗り継ぎ2回で一時間ほどの距離のうちんちにもって帰ろうとしちゃいましてね!
なんとかそれを、旦那が留めてくれました。

うん、そう。
横に旦那いたの。
でも、なんか、こう、女優たんも疲れて弱ってるし、

今だ!と思って。

2回目はロリ師匠のおうちに遊びに行ったとき。

いや、その、師匠が、その、薄着だったから。

という、痴漢でも今どき言わないような理由により、つい、押し倒そうと…。

で、危機を感じたロリ師匠が、うちの旦那とロリ師匠の旦那それぞれにヘルプ電話をして、うちの旦那が

「ロリ師匠さん、大丈夫ですか!」
「いやああああ!むぎちゃんに襲われるー!」
「ロリ師匠さん、お宅にアルコール類ありますか?」
「日本酒が…きゃああああ!」
「それ、与えてください!その状態のむぎさんはすぐ潰れて寝ます。仕事終わったら引き取りに行くんで!」

というグッジョブにより、お互いに貞操をまもれた。

後日、ロリ師匠夫婦が結婚パーティーに来た際、ロリ師匠旦那様からお互い夫同伴のとき以外、謁見禁止令だされまちた。

いやあ、確定事項以外は言わないようにしているので、
「私は浮気など一切しません!」
などと、軽々しく言えんとです。
行動が不真面目でも、変なとこ真面目だから、余計に言えないのです。