【里帰り】第1話 1話なのにまとめ | 呉下の凡愚の住処

呉下の凡愚の住処

三国志(孫呉)・春秋戦国(楚)および古代中国史絡みの雑記、妄想、感想をおいてます。
文物や史跡など、誰もが実際に見に行けるものを布教していきたいな。
他、中国旅行記や中国語学習記も。

すべての目的地に到達してしまいました……あとは帰国だけ。
武漢から離れるのは本当に悲しいですが、
今回は年末から続いている体調不良がすさまじかったので
早く帰って次の治療を仰ぎたいという気持ちが大きいです……

まあ体が動くうちしか旅行には行けないので、
動けるうちに執拗に、貪欲に旅をしたいと思います。
とは言え私もともと一人旅のときの総活動時間と歩行距離が半端なく長いんで、
一人でなければぜんぜん普通に行動できると思います。
全日程毎日16㎞歩行の旅行とかたぶんだいたいの人が嫌ですよね……(笑)


今回行ったところと歩行距離は

一日目 8.99㎞:魯粛墓(いつもの)、保成路夜市
 亀山は去年の年明けに行ったきりでしたが
 めちゃくちゃきれいになってて驚きました。どんどんきれいになる。
 もはや最初に来たとき(2011年)の面影を探すほうが難しい。

二日目 19.93㎞:張公山寨、西安菜の店(遠方)
 張公山寨は呉王大殿、呉国水軍操練場、呉国点将台などがある。
 周瑜号という名前のついた船に乗って別の小島に行ったりしました。
 孫呉の呉であって夫差とは関係ない。 ←書かないと気が済まない
 夜はどうしても羊肉泡饃を食べたかったので、
 無理して絶対に開いていると思しき人気店まで行きました。遠かったです。

三日目 18.08㎞:磨山、魯粛墓(初詣)、保成賂夜市
 磨山は敷地の何割かがワクワク楚国ランドになってます。
 何があるかは百度地図に書いてあったので元から知ってたんですが、
 私しか喜ばないのではないかと思われる像のオンパレードでした。
 研究者の方とか、歴史を幅広くご存知の方とか、
 “像になってる人物を知ってる人”ならたくさんいるとは思うんですが、
 楚武王や成王や共王の像を見て満面の笑顔になる人は他にいるのだろうか……
 夜市では、初日に買ったピアスをたいへん気に入ったので
 同じようなのをもういくつか買いたかったんですが、収穫ゼロでした。

四日目 11.92㎞(途中経過):
荊州古城の九老仙都(玄妙観など)、関帝廟、荊州博物館
 荊州が好きすぎる。
 3時間で済ませる予定だった荊州博物館が3時間以上かかりました。
 人並み程度には玉器を見てきた人生ですが、ここの玉器がどこよりも好きです。
 愛する楚玉器のために何度でも来訪する。


ほんとは一枚ずつでも写真貼りたいんですが、
惰弱な電波では送信できないと思うので文字だけで……
帰国前に、毎日無事に目的地に着けてホテルにも帰れた報告とお礼をしに
魯粛墓に行ってきます。
子敬様には日頃から本当にお世話になっている……精神的支柱すぎる……
この人がいなかったらここまで生きてこられなかったです。
ただただ世話になっている。
なんの恩返しもできませんが、墓を見ると安心するので今後も通い詰めます。

全部近場とは言え完全に趣味に走りまくったし、やっぱり楚国が最高すぎたし、
毎日たくさん歩けて、よい里帰りになったと思います。

次回の旅行はさすがに三國無双8の発売後になるはずなので、
無双のオープンワールド中国大陸で曲阜や晋陽の予習をします!(笑)
いちばん行きたいのは莫高窟だけど、
後漢代にはまだ掘られてないからね、しょうがないね。


今年は去年よりも軽率に更新したい!
去年は自分のブログのくせに更新内容に慎重になりすぎたので反省しています。
誰もついてきてないけど自分だけが楽しい楚の話や
孫呉好き以外の三国志ファンに配慮してない孫呉の極右らしい話などを
もっと書いていきたいです。

私も含め中華愛好者の皆さんは
あと一回新年を控えていると思いますが(謎のお得感)、
2018年もよろしくお願いします!