【英語】指輪物語 読了【多読】 | おっさんのひみつ ~グンマーの英語学習~

おっさんのひみつ ~グンマーの英語学習~

33歳から英語学習を開始したおっさんのひみつに迫る、英語上達完全マップによる学習の記録、でした。
グンマー、群馬サファリパーク、ニチアサキッズタイムとなんでもあり、そう思っていた時期が私にもありました。
あーさんとぽっさんに捧ぐ。

面白さのあまりに一気読みしたLotR。
本編1008ページ、45万5千語を84時間で読破。

●The Lord of the Rings

評価:★★★

超おすすめ、気になる人はとにかく読んでみて。
古語や詩なんかは読み飛ばしてもOK。
ラノベファンタジー的な情景を思い浮かべればフィーリングでいける。

第2部から第3部前半の盛り上がりは最高!
やっと現れたストライダー(馳夫)ことアラゴルン、王の帰還に感慨もひとしお。
活躍は地味だけど、やっぱかっこいい。
「王の手は癒しの手」とか、古代伝承万能すぎ。

つかこの世界、とにかく魔法使いイスタリが強力すぎる。
灰色改め白のガンダルフの無双っぷりったらない。
魔法使いにして、指導者・戦士・軍師としても超一流。
駿馬シャドウファクス(飛蔭)に跨がり、大鷲グワイヒア(風早彦)で空翔けるチートジジイ。

読者の誰もが一度、いや三度は思ったことだろう。
「ガンダルフが指輪捨てに行ったほうが早かったんじゃね?」
ま、イスタリはあくまで下々の者を導く立場なのだ。
リングベアラはフロドじゃなきゃ!(という設定)

しかし、主人公フロドは第3部ではさらに影が薄くて、実質主人公はサム。
①指輪の魔力に抗い続けてゲッソリ、「疲れた」と連呼するウザいフロド。
②最後には闇堕ちして、「指輪は俺んだ!」とハッスルするウザいフロド。
③裏切り者ゴラムに指ごと指輪を食いちぎられ、ダウンするウザいフロド。
ウキウキのゴラムはうっかり足を踏み外して溶岩に真っ逆さま、I'll be back!

指輪の消滅で冥王サウロンは滅亡、って結局サウロン復活しないのかよ!
しかも、指輪が消滅したあとの消化試合が長い長い。
堕ちた魔法使いサルマンの最期が良かったからいいけど。

中つ国では指輪と傷の後遺症が癒えず、なぜか西方に旅立つウザいフロド。
まさか最後の最後までサムが中心で話が回るとは思わなんだ。
(サムも短いながらリングベアラだったので後に西方に旅立つんだって。ザマミロ!)

そんなわけで、最後の萌え大賞は薄幸の主人公フロド君です。
第2部での鉄板カプ受賞に続く2冠達成おめでとう!