センター数学2017の分析(ⅡB) | プロ家庭教師のKiri/奈良/オンライン/大学受験/医学部受験/難関大学受験

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ⅡBの分析です。

 

ここのところ難しい続きのⅡBでしたが、今年で明らかに易化しました。

時間は相変わらず厳しいですが、難易度的に厳しい問題というのは1つもなかったと思います。

昨年で平均47くらいなので、今年は平均50台にのるのはほぼ間違いなさそう。50後半もありえます。

 

第1問 (三角関数、指数対数)

特筆すべきところがありません。誘導も親切で、全部簡単でした。最後の常用対数の値で手間どる子がいるかなぁというくらいです。

 

第2問 (微分、積分)

4題の中で比べれば1番難しかったと思いますが、あくまで比較しての話です。

毎年の通り、ここの大問は、図をしっかり把握できているかどうかが大事です。1問終えたら何をしたかすっかり忘れているようでは、後半は解けません。今答が出た直線は何を表すのか、今出した値によってどの点が分かったのかなど、把握しておけるかどうかですね。これは特に今年に限った話ではないと思います。

ボリュームもそれなりにあって時間がかかるところでので、てきぱき解いていくことも大事です。

また、ボリュームの割にスペースがありませんので、コンパクトに図や計算をかけるようにしておくことも大切。

 

第3問 (数列)

数列なのに判別式が出てきますので、そこでとまどった子がいるかもしれません。

あと、等差×等比の和が出てきます。和の形で書かれていればほとんどの子ができると思いますが、そうではないので、つまづく子が多少いたかもしれないですね。とはいえ、マーク模試なんかでしょっちゅう見かける問題なので、難しい問題とは言えないと思います。

他の問題は簡単でした。

 

第4問 (ベクトル)

今年も簡単でした。センターのベクトルは最近は難しかったことがありません。分からないところはさっさと飛ばして、早めにベクトルにたどりつくことが、今年も非常に有効だったと言えそうです。

 

 

というわけで、数ⅡBはあからさまに易化となり、教科書レベルで十分対応できるという感じでした。

計算スペースが少ないところがいくつかあったので、端から整理してコンパクトにかつ見やすく書く練習はしておいた方がいいと思います。

 

数学全体としても、今年は易化したと言えそうです。今後はどっちも60平均くらいに持っていきたいということでしょうか?

 

受験生のみなさん、ひとまずセンター試験お疲れ様でした。しかし、もちろんこれはゴールではありません。これから、2次試験に向けて、また全力で頑張ってください。

 

 

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今日も短めに。

 

布団のシーツの下にもぐりこんだチロくんに、ツグちゃんが攻撃。

首をロックされて、怒り顔のチロくんですが、顔が伸びて変な顔になっています。

 

 

他のことに気を取られて、ロックをはずすツグちゃん。

なのに、引き続き怒り顔のチロくん。

おもしろい子です。