「見たい」という気持ちと「なんかやだな」という気持ちが交錯してしまうドラマ。
でも結局見てしまう。
今日は先週と今週の分をまとめて見ました。
先週のは、トーラックの話。
VBACという言葉は知っていたけど、トーラックは初めて聞きました。
VBACは帝王切開の後に自然分娩で出産することで、トーラックはそれにトライすることを言うらしいです。
劇中で、痛みを経験してでもそれでも母親は産道を通して産みたいと思うものよみたいな台詞があったけど、思わない私はちょっとおかしいのでしょうか
陣痛は後期流産の時に2回経験してるけど、でも良く見る経験談の痛みとは違う感じだったからよくわからないのが本音。
2度目の後期流産の時に息んで産むって経験もしてるから、全く何も経験せずに帝王切開で出産した人とは少し感じ方が違うのかな。
陣痛は痛い。
時間が長い。
痔も悪化する。
会陰切開が恐怖。
切開後に縫うのも恐怖。
どれをとっても辛い、痛い、怖いイメージ。
それに加えてシロッカーの抜糸も恐怖だったし、早産児を経膣分娩で産むプレッシャーが大き過ぎて…私は帝王切開で本当に良かったと思ってる変わり者です
だからリスクを冒してまで自然分娩にこだわることが全く理解できませんでした。
あくまでも私の意見なのでそれをするお母さん方を批判しているわけではありませんが、帝王切開だから子供に愛情が湧かないと言って下から産みますと頑固に言い続けるシーンにはイライラしました。
あとはNICUに赤ちゃんが入院しているのに旅行に行ってしまった両親にもイライラ。
そして今週は切迫早産と子宮内胎児死亡のお話。
子宮口が開いて入院してるのに上半身起こしすぎ・・・と、毎回そういう細かいところが気になってしまいます。
子宮内胎児死亡での出産。
色々な経験からリンクしてすごく悲しくなってしまう時と、経験があるからこそ妙に冷静に見てしまう時があって自分でも不思議です。
亡くなっている赤ちゃんのお人形にすごく目が行ってしいました。
私の子供はあんなに大きくなかったけど、思い出して愛しく悲しく、そして赤ちゃんも親も可哀想でなりませんでした。
ドラマなのに、このお母さんは次の妊娠はするのだろうか、そしたらまた同じことが起こらないかと無事に産まれるまで心配と不安で神経をすり減らす、たまらない日々を送るんだろうなとそんなことも考えました。
自分のことじゃないのに、そんな風に思っては辛くなります。
ドラマの話とは離れるけど、私より年上の芸能人の妊娠報告ニュースを見ると心がざわつきます。
年齢的には私も頑張ればまだ産める年なんだなと認識できてしまうから。
欲張りなもので、子供がいない時は1人産めればそれで十分と思っていたけど、いざ産まれてみたらもう1人欲しいと思ってしまう時がこれまで何度かありました。
息子が2歳くらいの時だったかな?かなり欲しくて仕方なくて辛い時期もありました。
それは自分でも予期してなかったことなのでかなりビックリしています。
現実問題・・・長期入院になるし、その間息子を見てくれる人もいないし半年間も成長を隣で見てあげられない、入院費用、2人育てる経済的余裕のなさ、早産で子供にリスク、死産や後期流産の可能性などで無理なことは最初からわかっています。
もう1人欲しいという気持ちが湧きあがる度に、この問題を自分で自分に言い聞かせて納得させています。
卵管結紮しておいて本当に良かった・・・。
結紮してなかったらもっとすごく悩んでいたと思うから
そんなこんなでまだまだ付きまとう妊娠出産への複雑な思い。
それでもやっぱり来週もコウノドリを見てしまうのでしょう。