【ひきこもり】「不登校と対人恐怖の関係性」 | 「ひきこもり不登校の克服」ブログ

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青田です、

以下の質問が届きました。

******************質問*********************************

子供の小さい頃を思い出すと自分の考えを言わない子供でした。

その時はおとなしいし、はずかしがりや、人見知りの性格
なんだなと思っていました。

家庭でコニュミケーションの練習ができないまま、中学校になり、
同級生との関係をどうづればよいかわからず、話したいけど何を
話したらいいかわからない、何かちがう、あわせるのが疲れてきた
のではと思います。 

中3にあせりますが、まず外に連れ出さないといけないと思います。

対人恐怖もあるのですが病院も拒否です。
薬をのんで意欲的になり外出することがまず
一歩だとおもうのですが、アドバイスお願いいたします。

******************終わり********************************

……


回答:

小さい頃からの子供の様子や性格と
不登校の関係、そして、不登校後の
対人恐怖。

さまざまな要因が絡んでいます。

このまま何もしなくても、あるいは
間違った対応をしても不登校が
続いてしまいます。


対人恐怖があるので、これが悪化
してしまう可能性が高いです。

でも、何とかして学校へ戻して
あげて楽しい学校生活を満喫して
もらいましょう。

では、なぜ不登校になったのか?

おそらくお母さんが話されている内容
で間違いないと思っています。

人になかなか話すことができない性格
なのに、それを活かせる環境が無い
状態です。

ここで、お母さんと違う見方を私は
しています。

正解はないと思います。

人にはそれぞれ性格があります。

明るい子もいれば、大人しい子も
います。それはその人の個性です。
明るいから良いとか、静かだから
ダメだとかっていうのはありません。


だから、この子はそういう性格だと思います。

お母さんの言われるように大人しい
からと言って自分の意見を言えないと
ストレスは溜まります。

明るいのが良い事で、静かなのは
ダメだと本人が勘違いして思って
いる可能性があります。

世の中だいたいそうですね。

でも、人は持って生れた個性があります。

それを生かして人生を歩んで行くと
自分も幸せになって、周りも幸せに
なっていきます。

例えば、社会にはいろんな職業がありますが
明るい性格だと向かないものもたくさん
あります。裁判官とか葬儀屋さんとか、
たくさんあります。

その性格をいかすことが大切だっていう
環境がなかったんだと思います。

もちろん、この子の個性が大人しい性格
だけではないですよ。いろいろな要素が
合わさって作りあげられます。

その過程で、この子は強くなって自分を
表現する自信と術を学んでいきます。

自己表現する場も少なかったかもしれません。

それから自信を失ってしまい、立ち直れず
不登校になり対人恐怖のようになってきました。

では、どうすればいいのでしょうか?

薬をお母さんは考えています。

これも対人恐怖のレベルによります。
そして、薬を飲んだらすべて解決する
と思ったらダメですよ。

抗がん剤でも、飲んだからといって
必ずガンが治るわけではないです。

逆に副作用が強くて普通の生活さえ
出来なくなっている人もたくさん
いますよね。

精神病の薬を飲むと副作用で生活が
困難になる人もいます。

しかし、薬をガソリンにして動かさ
ないと動けなくなっている人もいます。


これはお医者さんの判断です。

私のような教育の領域の人間は
門外漢です。

私の経験から言えば、家族と普通に
話ができたり、自分の部屋に完全に
引きこもっていない子が薬を飲んでも
ほとんど効果がないケースが多いです。


逆に飲んでしまって、普通で無くなる
子もいます。

気をつけてください。

そして、何よりもこの子が合わせるのが
辛くなってきたという言葉がすべてだと
思っています。

私が20年前に気が付いた事と同じです。

不登校の子が言う言葉です。

「今の学校には、戻っても俺の
居場所なんてない。誰も俺の気持ちを
理解してくれない。」


と思ったままではないですか?

学校はこの子を受け入れるために
どのように変わったでしょうか?

子供は不登校で家に居る間にさらに
思春期の影響を受けて個性的になって
います。

つまり、学校の雰囲気とどんどん
解離しています。

不登校って学校で起きた事です。

家ではないです。どんな家庭環境でも
不登校になる子もいれば、普通の家庭
なのに不登校になる子もいます。

共通点がありません。

親の教育がどうとかではないのがこの
不登校問題なんです。

その子自身の個性と学校の教育体制の
問題です。

幸い、この子は中3です。

次の高校進学で動かすことができると
思います。

昔から、中3不登校の子が高校進学で
急に学校へ通い出すことがあります。
希望の光が見えるからです。


子供は学校という世界しか知りません。

その学校に行けなければ、すべての
やる気がなくなります。

高校に希望を持てると変わりますよ。

この夏前から積極的に動き出すと
良いと思います。男の子は決断が遅い
ですが、早目に動いてみましょう。

「高校からやり直せばいいよ。」

そう言ってあげると、子供の心も
落ち着いてきます。

では、また。

青田

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