うちの学校では、ウィッグだけで授業をするのではなく、
実際の人の髪や顔に、たくさん触れる経験をさせたくて、外部との連携に力を入れています。


先日もとある大学のファッションショーのヘアメイクを手伝わせていただきました。

2年生は美容師の国家試験があるために、今回は1年生のみの参加です。


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ウィッグをセットするのとは違う、また、友達の顔をメイクするのとは違う、プレッシャーを感じながらの施術です。


コンテストなどではウィッグが中心になるので、かなり強引に仕上げたりも出来ますが、そこは人の髪。
引っ張り具合や、ドライヤー・アイロンの使い方、モデルさんの疲労を考えて時間も気にしなければいけません。


考えてみれば、就職すればあたりまえにやることですよね。

ウィッグを10回セットするなら、人頭1回!
野球に例えるなら、ブルペンで投げ込むより、1試合でも多くマウンドに立つことということでしょうか?



自分が担当したモデルさんがショーに出ると、やっぱり嬉しいものです。

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上手くできれば自信につながりますし、楽しめればモチベーションにもなります。そして、上手くいかないことはこれからの自分の課題になります。


在学中にたくさんの現場に出かけ、たくさんの人と接することで、美容師として、メイクアップアーティストとして必要なことを経験をして欲しいと思います。