今から２０年以上前は、四柱推命の深い知識など全然無くて、鎌倉の師匠のやり方を真似て鑑定していました。あの頃は身旺・身弱の判断もかなり変わったやり方で、日干が月令を得ているだけで身旺にしていました。或いは月支が日干を生じている場合も身旺にしていました。随分と無理なことをやっていたなぁと思います。当然、私は内格身弱の命式であって、水木が喜神になるのですが、どうしても運勢の吉凶がしっくり来ないわけです。日干癸を強めるのに、壬や癸が効くと当時は考えていました。しかし、五行で判断しても当たるわけがないわけです。日干癸の人は、生じる干（印綬）が無いし、助ける干（比劫）もありません。私が人生の中で、一番の絶不調だったのが大運壬でした。五行判断なら吉になるわけですが、十干判断では壬は日干癸に無作用で、更に〇〇の〇を〇します。正直、死期だったんじゃないか？と今更ながら思います。命式の喜忌はとても大切ですが、それを無視する干関係があるので、注意が必要だと言えます。

 

☆今日のトランシット図

調候を読み解くには、丙と癸が大事なわけですが、丙は太陽で癸は雨でこの２つが上手く組み合わさることが理想ですが、なかなか鑑定してみると上手く行ってないことが多いです。丙も癸も放射する干で、かつては丙が一番強い干だと思っていたのですが、丙は乙に生じられますが、癸は完全な孤立無援なので、癸が一番強い干と言う考えに変わりました。洩天機の時代は、乙は丙を生じないのですけどね。ここら辺が、また面白いところです。子平推命（四柱推命）はどんどん進歩しているわけです。まだまだ進歩の途中です。

 

また新たに四柱推命通信講座の生徒さんが増えました。第二回から地支の秘伝的な看方を説明しています。私は理解するのに随分と時間がかかったものです。それだけに、初心者の方にも解りやすく例題を書いています。地支の判断は、けっこう複雑になる場合もあるわけです。

 

１０月１７日の１６時５６分～１１月０６日の０４時１８分まで、トランシット水星が蠍座を運行します。自分の好きなテーマにとことん没入出来る期間に突入です。この時期は長所を伸ばすことだけに集中して、嫌なものはとりあえず放置しちゃいましょう。得意分野がドカーンと伸びる時だよ。

 

１０月１７日の０２時４４分に、トランシット月/冥王星の１２０度が形成されます。心身のコンディションが回復するよ！体調が不調な人は、早く寝て体力を取り戻そう。私は昨日食べ過ぎてお腹の調子が悪いです。早く治すぞ。

 

１０月１７日の１４時２３分に、トランシット月/土星の９０度が形成されます。イライラすることが多発しそう。感情的にならずに、冷静に周囲を見渡してみよう。当然おかしいのは相手であって、それに乗せられたらダメです。追い越し車線で口論していた二人が、車に引かれた事件がありましたが、これは歩道でやるべきだろう？と思います。

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魔王猫の占いカウンセリング
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