あなたといること115 | ある日突然、東方神起

ある日突然、東方神起

嫌韓流な私とその家族に突然飛び込んできた東方神起。
戸惑いながら、はまっていく私と良い顔をしない旦那。
巻き込まれる子供達の日常(笑)。
熱心なホミン信者です。

僕がカートをおしてたら、ユノさんが代わっておしてくれる。
…たぶん、お肉たくさん入って重くなったから…僕、男なのにな…その気づかいが嬉しい。

ユノさんって、自然とそういうことできる人…きっと、モテる…見た目だけでなく、中身もかっこよくて…

選り取り見取りなはずだよな…本当は。
でも、僕をそばにおいてくれる。

…カートに手を添えて一緒におす。

とても自然にカートに添えた僕の手に触れる。そのまま、指を絡めて…。
僕は恥ずかしくてうつむくけど、嬉しいからそのまま…

ユノさんと焼肉の漬け込みタレの話をする。話しをしながらその目を見つめ返すのが精一杯なのに…指先で僕の手の甲をすべらして…

これも無意識でやってるんだと思う。
ユノさんの甘いスキンシップに…
もう、無理…ドフンくんをなでて、僕を見透かすような視線から逃げる。

ユノさんに見つめられると、心の中までのぞかれてるような気持ちになる。
僕の気持ちなんて…もう、知ってるけど。



全ての準備が終わって荷台に積み込むと車まで移動する。

…こんなに入る?
ミニクーパーにそんなスペースあったっけ?

居住者専用駐車場にそれぞれの物置があって、そこからルーフBOXを取り出して屋根に付ける。

あぁ…そこに入れるんだ…ユノさんが手慣れた様子で積み込んで行く。

「残りは車の中に入れます。」
寝袋とか、小振りなものは中に…これでミニクーパーにキャンプ道具が入った。

この短時間に、あんだけあった荷物が…
ユノさん、かっこよすぎる…感動する。

「しゅっぱ~つ♡ポッポ~!」
ドフンくんの合図で車が出発する。

ワクワクする…これから3人でキャンプ。
海が見えるキャンプ場を目指した。



「あれ…ドフン寝た?」
ユノさんがバックミラーをのぞき込む。

「ドフンくん?」
さっきまで大騒ぎしてたのに…いつの間にか寝ちゃってる。

「早く着いちゃいそうなんで、橋を渡る前に景色を見ようかな…」
車を停める。

「うわぁ…」
すごく海がきれい…エメラルドグリーン、透き通ってる。

「全国でも有名なんですよ…ここ」
そんな僕に嬉しそうに微笑む。

「知らなかった…近くにこんなところがあったんですね…」
車を降りようとしたら、ユノさんに手を引かれる。

そのまま、僕のうなじを掴んで…

「ん…」
甘いくちづけ…心臓がきゅ~ってなる。
ゆっくり入ってくる熱い舌…その動きに翻弄される。

誰かに見られたら?…ドキドキする。

「景色を、見ましょうか…」
首に指を這わして耳もとで囁く…

景色?…今はそれどころじゃないんだけど…
僕はフラフラになりながら、ユノさんの後ろをついていく。


つづく


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