おはようございます。
星ワタルです!

突然ですが、私は海外に7年間住んでいました。
大学大学院の学生時代をアメリカ、カナダで過ごしたのです。

自分で書くのは少し恥ずかしい気もしながら書くと自分の英語はよく上手いと言われました。

日本人からも現地人からも一度ならず言われていたので、自分でもそれなりに自信があったのも事実です。

英語と日本語は、これでもかというくらいかなり違って、文法のことはさておき、ここでは発音の違いをクローズアップしたいですが、英語は閉音節、日本語は開音節という違いがあり、英語は全てではないが圧倒的に子音でおわり、日本語はほぼ全てが母音で終わるのです。これゆえに日本人の英語はいわゆるカタカナ英語になりやすいのですね。

さて、社会生活の基盤を形成する時期である大学学生時代を海外で過ごして、日本での社会人生活を始めるのは、実はかなりの適応性を求められることに思います。

言葉もやはりその一つで、海外生活を終えて、帰国した自分は、英語が上手いと言われる反面、苦手なのが日本語でした。もちろん、日常会話に問題があるとか、外国人のようなカタコト日本語しか話せないとかいう話ではありません笑。

ただ母国語であっても、それを適切に利用することは、また違う。やはり上下関係やビジネスマナーは違うし、日本の居酒屋での飲み会でも、振る舞い方が無礼にならないように気にすぎるあまり、おどおどするとか、最初のうちはかなりありました。

特に、日本語は主語を省略するので、私の場合、日本語の会話の中で主語がないため理解が一瞬遅れることがしばしばあって、実際相手の言うことを取り違えることがありました。恥ずかしいことに実際今もあります。

そして、何より私は自分の声や発音に対して、いつからそうだったかは分かりませんが、日本語を話すことにとにかくあまり自信がなかったのです。

昔から口呼吸で鼻声だった自分は、どもってしまうようにボソボソと話す感じで、滑舌も良くはありませんでした。何を話しているのか聞き取れない、と言われることもしばしばあり、そう言われることでより自信を失うということもありました。

なぜ、星ワタルはこんな話を?と思われた方へ。

実は、私が演劇を始めたいと思った一つには、この日本語を堂々と上手く話せるようになりたい、ということがあるからなのです。

劇団真怪魚に入って以来、発声と滑舌の稽古を受け、声量を出すやり方や、正しい日本語の滑舌などを学んでいます。

先に記した閉音節と開音節の話も、発声滑舌を学んでいく中で得た気づきでした。

今考えると、自分は今まで日本語の音節をきちんと意識した話し方をしたことがありませんでした。日本語の場合、かな一文字が一音で一音節なので、音節である一文字を意識して話せば、滑舌なんてそんなに難しくないわけです。

日本語のこの特徴を知って以来、発音の仕方が分かるようになり、日本語というのは実は発声するには比較的簡単なつくりをしていることに気づいたのです。

劇団真怪魚での発声滑舌の稽古のおかげで、日本語も少しはうまくなってきた、と思っています。

日本人は、小学校で音読を習いますが、実はその後、人前で話すことをあまり習いません。また、小学校の音読も、どちらかというと読みが出来るようになることが目的で、話すことに主眼をおいてないように思います。

実はアメリカでの大学時代は、かなりプレゼンテーションをやる機会が多く、ただでさえ英語にハンディのある自分は、そのために英語をきちんと話すことを練習しました。だから逆に英語を人前で話すことには自信が出来たのです。

日本でも、このような練習の機会がもっとあれば、発声や滑舌を学び、人前で話すことを習得できるよい学習になるに違いありません。

劇団真怪魚の稽古は、まさにそのような機会を自分に与えてくれたものであります。

同じような悩みがある方は、発声滑舌を学んでみてはいかがでしょうか。

以上、星ワタルでした。


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