コルシカのグルメイベント

ここ数日急に寒くなったフランス。そしてもちろんコルシカも。コートを引っ張り出しました。



そう言えば４年前に家族がコルシカに来てくれたのもＧＷで、あんまり良いお天気じゃなかったのでとても残念だったのを思い出しました。この時期は気候が変わりやすいのかも。ＧＷにいらっしゃる方は念のため、傘とか少し暖かい上着をお持ちになる方が良いと思います。




さて、前回少しお話した、今週末にコルシカ北西部アレリアで年に一度開催されるグルメイベントＡＲＴＥ　ＧＵＳＴＵ。今年のテーマはコルシカの香草とマキ（潅木地帯）のハーブ。それに合わせた催しやたくさんの生産者の屋台が並びます。

去年のイベントの様子はこちらから。

このイベントは、私がコルシカ生活で一番で楽しみにしている物何故かと言うと。。。


普段お目にかかれないような、豪華なスターシェフがこんな離島にやってくる！


からです。



毎年の常任シェフ、言わずと知れたパティシエのピエール・エルメ氏。日本にも支店がある、L'éclair de génie　のクリストフ・アダム氏。そしてテレビの料理コンクール番組　「ＴＯＰ　ＣＨＥＦ」　に出場して、今はパリに２店のお店を構える、韓国系フランス人のピエール・ソン氏

の３名が今年のゲスト・シェフ。



実は私、クリストフ・アダム氏が来てくれると内々に聞いた時から、本当に楽しみにしていました正直、彼のエクレアは特に。。。(←失礼) なのですが、フランスのシェフと呼ばれる人たちの中で一番かっこいいんですもの（※個人的感想です）



テレビでもご活躍されるお三方のクッキングライブも予定されていて（完全予約制で既に満席）、近くで彼らの技を見られる夢の様なイベントなのです。あー、ワクワクそして旦那サマは彼らのサポートをするホスト・シェフも務めさせて頂くそうで。いいなー。いいなー。



その他にも、三つ星レストランやモナコ王室にもアイスを卸してる、コルシカの有名アイスクリーム屋さん、ピエール・ジェロニーミ氏等々、とにかくコルシカの美味しい物も大集合なイベントなので、お土産探しや食べ歩きも楽しいと思いますよ、コルシカに滞在中の方にはお勧めです



もうそろそろ終わりだけれど、コルシカ名物のブロッチュ（チーズ）のドーナッツの屋台もあるかも。
たこ焼き仕立てのドーナッツですこれは生地がまずいと本当にまずいので、ご注意を。私達は前日に現地入りし期間中ずっと滞在するのですが、今週末は寒そうだなー、食べまくるしかないな



そして今回、旦那サマはホスト・シェフの他に運営協会が出店する屋台にメニュー提供をさせて頂きました。サラダバーのコンセプトで３種類かな？のサラダが食べられるそうです。



こちらにはボランティアで旦那さまのメニュー提供をさせて頂いたらしく、随分前に行われたミーティングで「売り上げは図書館とで本か何か買うとか、コルシカの為にお使い下さい。」と申しでてきたと。レシピを提供して、一度厨房でスタッフに説明した後はお好きにお使い下さいと。



私は旦那サマがそれで良いなら、とふーん。と聞いておりました。



こういう風に私達から申し出た場合には全く問題ないのですが。。。
私達は職業柄本当によく、



○○のレシピ教えて、とか。送ってとか。
材料は出すからお料理して、とか。（まだ材料費は出すと言ってくれるだけ有難い）
家の余り物でちゃちゃっとご飯作ってくれてもいいよー、とか。
それくらいいいじゃん！みたいな感じで日本でもフランスでも色々な事を言われるのですが。そうそう、日本人の方に包丁研ぎに来てとか、それも複数回言われた事もありましたっけ。。。




私達がそれを職業として収入を得ていて、技術やレシピは商品だと言う認識をして下さる方は意外に少ないので、たまにそういう常識のある方に会うと感動。大切にしたいご縁だなとしみじみします。今回も運営協会の方はお仕事の依頼でお話を下さったので、旦那サマは何かを感じて申し出たのだと思うのですが。



他の職業の方々、例えば弁護士さんとか会計士さんとかも普通の世間話や友人達に、これさ、どう思う？とかしょっちゅう聞かれたりするんだろうか。


マッサージ師さんとかもちょっと肩揉んでとか、もっと目に見えないサービスの、例えば占い師さんとかガイドさんとかも「相談」と言う商品がスルーされて、これくらい教えてみたいな感じで言われちゃう事も多いんだろうか。



そんなご職業の皆さま、いつもどうされてますか？一度お伺いしてみたいです。


私もこう言うことを人から言われる度に、親しい間柄程そう言う事はきちんとお仕事として依頼する礼儀と、その職業に従事する友人、知人への敬意を持たないと、といつも客観視する事を忘れ無い様にとの教訓になっています。



そしてやっと家が片付いてきたのと、また家を数日空けるので冷蔵庫を空にするべく。仲良しのお友達をお呼びしてお茶をしました。
サクランボのクラフティーと

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