2日目も健康的な生活は続きます。
7:00頃に起床し、7:30から朝食。和食中心で、御飯、玉ねぎの御味噌汁、漬物、納豆、揚げ出しナス、焼き鮭、ブルーベリーヨーグルト等々。
本当に健康的な食事でした。
ここで、農家さんから「朝ごはん、毎日食べているかい?」と質問され、「食べない」「毎日は食べない」「パン1枚だけ」と答えた子が多数。
朝ごはんついでに、朝食と学力の関係について、私からお話しました。
毎日、こうした食事を食べられる家庭環境は今は少ないと思いますが、学力向上のため、ご家庭にもご協力いただく必要性を感じました。
朝食をいただいた後、参加者たちに変化が見られました。
後片付けを自分達でやるようになりました。ちょっとした変化が見られて嬉しい限りでした!
その後は、いよいよ農業体験!
今回は、「じゃがいも掘り」を体験させていただきました。
「くわ」の使い方を習い、早速順々にチャレンジしていきますが、これがなかなかうまくいきません。
力ではなく、くわを入れる角度や、掘り起し方がコツのようです。
ここでも、子供たち個々の性格が出ていましたね。
農家さんがお手本を見せてくれた際に、きちんと観察できていない子が多く、そうした点を指摘され、反省しながら次々と掘り起こしていきました。
それでも、なかなかうまくいかず、たくさんのじゃがいもを傷つけてしまいました。
そうしたじゃがいもは、「傷もの」となり、出荷することができず、お金にはなりません。
こうしたことを、農家さんから説明を受け、農作業の大変さだけではなく、経済性、責任感、食べ物の大切さ等を学んだようです。
その後、みんな黙々と4人で1畝を掘り起こしました。
たくさんのじゃがいもを傷つけてしまいましたが、農家さんからは、お褒めの言葉もいただきました。
「東京の子にしては、辛抱強いね。30分が限界な子がほとんど。5分で飽きてしまう子もいる中、大したもんだ」
ウチの塾では、何でもやりきるまで小うるさく言われ慣れているせいでしょうか?(笑)
とても嬉しいことですね♪
農業体験時に、農家さんが大切なことをおっしゃっていました。
「世の中は働くには、2種類の働い方しかない。頭を使って働くか、それができない人は体を使って仕事するしかないんだ」
この言葉は、参加者にとても深く届いていたようです。
親御さんや私たちが、なぜ勉強をしなければならないか、まさに伝えたい本質をついた言葉でした。
じゃがいも堀りが終わると、早速掘ったじゃがいもをふかして、おいしくいただきました!
人によっては、3つも4つも食べていましたね(笑)
おいしい小休止の後は、NHKでも紹介された、決して枯れることのない、湧水の元へ!!
1年通して、7℃の水がこんこんと湧き出ていました。みんなで裸足で水の中へ入って我慢くらべ!!
30秒も入っていられないくらいの冷たいお水でした。この冷たい湧水を使って、事前に収穫したきゅうり、トマト、スイカを冷やしていただきました!
すると、本当にキンキンに冷えて、野菜のおいしさが倍増しました!
いい汗をかいた後は、昼食!
リクエスト通り、自家製うどんをいただきました!ここでも、野菜のてんぷらが主役に!
本当においしい食事、ごちそう様でした。
最後は、お土産用のじゃがいも、きゅうり、ナス、タマネギをいただきました。
みんな、ご家庭に戻って野菜の味がいかに違うかを伝えていただけることでしょう。