今日は「血栓性静脈炎」です。
みなさんは、この病気を知っていますか?
私はあまり聞いたことがありません。
こんな病気だそうです。
長期間、横になる(臥床)、
あるいはイスに座っている人が
下肢の静脈の血液が滞るため、
血栓ができたり、炎症を起こしたりする病気、
それが血栓性静脈炎です。
どんな症状があるかというと、
強い浮腫と痛み、炎症ですから発熱が
あるときがあります。
また、できた血栓が肺動脈へ飛んで詰まる、
肺血栓症という病気を引き起こすことがあります。
この肺血栓症、
一時、話題になりましたよね?
「エコノミー症候群」のことです。
飛行機のエコノミークラスのような
狭く、窮屈な座席で何時間も動かずに座っていると、
この肺血栓症を引き起こす、ということを。
この病気を予防するためには、
長時間の座位、臥床を避けること、
足を動かす、歩ければ歩く、
そして、水分補給をしっかりする、です。
「動くと危険」なんて言って何もせず、
座ったままでいる人はいませんか?
じっとしていて安心、
ということはありません。
こんなリスクが潜んでいるんですね。
動きましょう、歩きましょう。
できれば、飛び跳ねましょう^^