豪ABCの記事もいい感じです。(和訳あり) | 日本は世界を平和にします

日本は世界を平和にします

オーストラリアに移住してから日本がとんでもなくいい国だと言うことに気が付きました。
世界を平和にするのは日本ですよ、間違いない。
でもそのためにはまず日本が元気にならなくっちゃね。
ダーウィンから応援しています。

ABCニュース    ←元の記事はこちらから(リンク訂正しました、ご指摘ありがとうございます)

ダーウィンにて豪軍艦の攻撃によって沈んだ第二次世界大戦の潜水艦伊124号の追悼
Darwin commemorates sinking of a Japanese WWII submarine I-124 by Australian warship
写真 ダーウィンに停泊中の護衛艦はたかぜの乗組員が1942年1月20日に沈んだ潜水艦伊124号を追悼(James Oaten)

第二次世界大戦中オーストラリア戦艦により沈められた日本の潜水艦に乗っていた艦長と79名の水兵隊員に対し、オーストラリアと日本の海軍(海上自衛隊)の乗組員が、共同の追悼式を行いました。

伊124号 は豪州北部海域における連合国軍の船の航行を封じるために機雷を仕掛ける任務を行っていた4つの潜水艦のうちの一つです。

1942年1月20日、アメリカの オイルタンカーとその護衛船を攻撃し沈めようとしましたが失敗し、居場所を暴露しました。

オーストラリアの戦艦デロレインが追跡し、伊124号が放った魚 雷はオーストラリアの船から約10メートルまで迫りました。

コルベットはそれを避けるために航路を変え、水中爆雷の集中砲火により潜水艦を沈めました。


写真 オーストラリアの機雷攻撃により豪北部に沈んでいる潜水艦伊124号、艦長及び79名の乗組員と共に(写真提供 トム・ルイス)

オーストラリアの船によって沈められた最初の日本の潜水艦への追悼式が、カカドゥ共同訓練の為にダーウィンへ帰港している日本の自衛隊護衛艦はたかぜの上で行われました。

これははたかぜ艦長、梅崎時彦氏のアイディアでした。

「私は、第二次世界大戦でお互いの国の為に戦い命を捧げたオーストラリア人と日本人に敬意を捧げたいのです」。

通訳を通して、その一か月後の2月19日、日本の4隻の空母と爆撃機によるダーウィン空爆についても言及しました。

「戦わなければならなかった水兵たちの気持ちを考えると私の心は痛みます。」と彼は言いました。

オーストラリアも日本もどちらも、自国が勝つと信じて戦っていました。私は国の為に戦い、命を落としていった人々に謹んで深い敬意を払い、彼らの魂が安らかに眠ることを願っています。

ダーウィンを拠点とする歴史家のトム・ルイス氏はこれはオーストラリア海軍が地中海での戦いの後、自国の海岸線を守った戦いでした、と述べました。

「これは私たちが自国の海岸線を守ることが出来るという証です」と彼は言いました。

伊124を沈めた船はデロレーンといい、乗組員は皆予備役軍人という新しい護送艦でした。

ゆえに彼らは自分たちが期待に添えるだろうかと心配していましたが、実にその任務を果たしましたが、チームワークとリーダーシップによって最上級の力量を発揮しました。

写真 1942年潜水艦伊124号と撃沈させたオーストラリアの護送艇、デロレイン(写真提供 トム・ルイス)

オーストラリア海軍フリゲート艦シドニーのKarl Brinkmann艦長は、「梅崎艦長がオーストラリア北部での戦いにおける両国の被害の大きさと、苦しんだ人
々のことを考えて、この追悼式を行うことを考え付いた」と言いました。

「犠牲者すべて、オーストラリアと日本両国から、そして市民や軍人すべての人々に思いをはせる機会となりました。」と、ブリンクマン艦長は言います。


写真 梅崎時彦艦長とカール・ブリンクマン艦長が1942年1月20日に沈んだ潜水艦伊124号への献花を行う。(James Oaten)


感想、分析は別の記事で改めて書きたいと思います。和訳への突込みなどありましたらどうぞよろしくお願いします。



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