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テーマ:鉄道雑談(1505)
カテゴリ:日常ネタ
名古屋と伊勢市または鳥羽を、関西本線・伊勢鉄道・紀勢本線・参宮線経由で結ぶJRの快速列車「快速みえ」は、2011年春のダイヤ改正から全列車4両編成で運転されています(自由席車3両+指定席車1両)。昨年の伊勢神宮遷宮の前後の繁忙期には6両編成となったこともあります。
しかし、この12月1日より、半分以上の快速みえで4両から2両に減車されるとのことです。 平日は全区間4両編成で運転されるのは下りが19・21号、上りが2・4号のみです。また名古屋~伊勢市間は4両で伊勢市~鳥羽間2両となるのが下りが3・5号、上りが18・20号です。さらに、金曜日と休前日(翌日が土休日ダイヤ実施日となる日)は下り23号が4両編成となります。 土休日は下りが51・7・17・19・21号、上りが2・4・6・8・16・26号と、平日よりは多くなります。また名古屋~伊勢市間は4両で伊勢市~鳥羽間2両となるのが平日と同じく下りが3・5号、上りが18・20号です。また土曜日と休前日となる日(翌日が土休日ダイヤ実施日となる日)はやはり下り23号が4両編成となります。 これ以外の快速みえは臨時の91号を含めて全て2両編成となります。そして、伊勢市で連結・解放する列車については、2014年春のダイヤ改正で既にそれを考慮したダイヤ調整がなされています。 なぜまたこのような減車がなされるのかという説明がなく、またそもそもこの発表自体、冬の臨時列車のニュースリリースに併記されており手抜きと言われても仕方がない(本来、独立したニュースリリースとして、理由も併記して書くのが妥当)のですが、現在入っている情報を総合的にまとめるとこうなります。 現在、JR東海の気動車には、国鉄時代からのキハ40系(47系・48系含む)が運用されています。しかしながら、来年春に武豊線が電化開業するため、現在運用されているキハ75系・25系が余剰となり、いわば玉突きで古い車両を淘汰する模様です。 しかしどのような加減か、それを待たず12月1日より高山本線・太多線などで、キハ75系(前述の武豊線、ならびに快速みえで車両が運用されています)を一部用いての営業運転を開始します。それらに転用されるのではないかという情報があります。当然この時点でキハ40系の一部は運用を離脱させられるでしょう。これには、平たく言えば車検切れを控えて来春を待てなかったという可能性もあります。 これらの状況を勘案すれば、また現在の快速みえの乗客需要も合わせて考えれば、減車は恒久的なものではなく一時的なものという可能性が考えられますが、どうなるか分かりません。 今後どうなるのか見守っていきたいところです。 ランキングへお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.10.27 12:13:08
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