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テーマ:鉄道雑談(1508)
カテゴリ:日常ネタ
東日本大震災による津波の被害を受け、長らく不通が続いていたJR仙石線・高城町~陸前小野間が、5月30日、全線で運転を再開します。このうち、陸前大塚~陸前小野間は線路を付け替えるため、途中の東名(とうな)・野蒜(のびる)の両駅は移転となります。もっともこの2駅は旧駅が流出するなど被害が大きかったところです。
なお同日に仙石東北ラインが開業します。これは東北本線の松島と仙石線の高城町を結ぶものとして扱われ(実際の物理的ルートは東北本線の塩釜~松島間から分岐し、仙石線の松島海岸~高城町間で合流。)ます。この直通にはハイブリッド気動車が導入されます。 これにより、津波被害を受けたJR7路線区の中では、2012年3月運転再開の八戸線、今年3月運転再開の石巻線についで3路線目の全線運転再開となります。 さて、これら仙石線や前述の石巻線では営業キロの変更が行われます。 まず石巻線は女川駅が石巻方に移設されるため、浦宿~女川間の営業キロはこれまでの2.5kmから2.3kmとなり、0.2km短縮されます。 仙石線では、前述の通り陸前大塚~陸前小野間で線路付け替えが行われます。そのため、従来は陸前大塚~東名~野蒜~陸前小野間の駅間はそれぞれ1.6km+1.6km+3.2kmでしたが、付け替え後は1.4km+1.2km+2.6kmとなり、トータルで1.2kmの短縮となります。 ただし、この営業キロの変更、ならびに仙石東北ライン関連の変更は3月14日のダイヤ改正と同じくして行われます(ただし仙石東北ラインに関係する定期券の場合は開業日から)。 もちろん乗りつぶし統計の上でも変更が必要になるかと思いますが、営業キロ変更の扱いは私の場合、乗りつぶしルールにより「新ルート開業日をもって取り扱う」と定めていることから、石巻線は3月21日付で営業キロ短縮とし、仙石線は5月30日付で線路付け替えと仙石東北ラインの開業として処理することを予定しています。 ランキングへお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.01.30 14:00:10
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