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カテゴリ:日常ネタ
先日の豪雨被害などから運転を再開、あるいはそのめどが立っている路線区がありますのでまとめます。
東日本大震災以外の災害で不通の路線区は次の通りです。 JR日高本線:鵡川(むかわ)~様似間。厚賀(あつが)~大狩部(おおかりべ)間で2015年1月に、豊郷~清畠間で2015年9月に発生した高波による盛土流出による。一時期、静内~様似間が運転を再開したものの、車両等の整備の問題もあり再び運休中。対策工事に最低でも26億円と30ヶ月の工期がかかり、最短でも運転再開は2019年夏以降の模様。 JR只見線:会津川口~只見間。復旧には85億円かかるとの試算がなされ、地元自治体などとの協議がなされていますが、JRからは「復旧はきわめて難しい」との認識が示されるなど、予断を許さない状況が続いています。 JR名松線:家城~伊勢奥津間。2016年春にも運転再開予定。 東武宇都宮線:安塚~西川田間。9月に発生した関東・東北豪雨での橋梁流出による。10月7日運転再開予定。 関東鉄道常総線:水海道~下妻間。9月に発生した関東・東北豪雨での浸水被害による。10月下旬の運転再開を目指す模様。 小湊鉄道:月崎~上総中野間。9月に発生した関東・東北豪雨による。復旧は早くても10月末頃の模様。 大井川鉄道井川線:接岨峡温泉(せっそきょうおんせん)~井川間。2014年9月に発生した土砂崩れによる。運転再開まで相当な期間を要する模様。 2011年3月の東日本大震災で不通なのは以下の通りです。 JR常磐線:竜田~原ノ町間と、相馬~浜吉田間。このうち駒ヶ嶺~浜吉田間は線路付け替えの上、現在線で復旧の相馬~駒ヶ嶺間とあわせて2017年春の運転再開予定。また小高~原ノ町間は2016年春(既に復旧工事等着手済み)に、浪江~小高間は2017年中に、竜田~富岡間は2018年中にも復旧の方針。富岡~浪江間は帰還困難区域を含むため、復旧の見通しは未定。現在試験的に除染作業を行っており、これにより運転再開時期等を判断する模様。 JR気仙沼線:柳津~気仙沼間。BRTでの仮復旧をしていますが、JR側からはBRTでの本復旧の提案があり、鉄路での存続は断念する方針です。 JR大船渡線:気仙沼~盛間。BRTでの仮復旧をしています。気仙沼線同様、BRTでの本復旧の提案があり、こちらも鉄路での復旧を断念する方針。地元でも容認する意見が多数出ています。 JR山田線:宮古~釜石間。全線での一括再開の方針が決まり、2018年度末の再開を目指す模様。 なおJR只見線・西若松~会津坂下間は運転を再開しました。また野岩鉄道一部区間では電気運転がまだできない影響で、特別ダイヤでの運行となっています。 ランキングへお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.09.30 17:41:43
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