HBC サマーバレエワークショップ 2日目 後編 | Finally today is tomorrow! 

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PCの調子が悪く、なかなかブログをアップできませんでした。色々試して、やっと何とか動くかなと。ドイツに帰ったら、本格的にメンテナンスしないと~。

ということで、ワークショップ2日目の後半です。

クラスA(10歳~12歳)の少人数クラス、午後の部

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男子を一人交えたこのクラス、再び小笠原由紀さんが、丁寧に指導します。

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はい、最後に記念撮影~! 王子とお姫様たち、そして王女様って感じでしょうか。本当に絵になりますね~。

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レッスンの後は、記念撮影をする中、サインをお願いする生徒さんたちも。

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そしてクラスC(16歳以上)のクラスでは、こちらも再びオスロ国立芸術アカデミーの校長先生が手取り足取り、とっても丁寧で楽しいレッスンを行ってくださいました。

実は、校長先生の奥様は日本人の元バレリーナ、現在ノルウェーオペラ座バレエ学校(中学校まではこちらになります。)で講師をしてらっしゃるのです。だから、校長先生も日本語がとってもお上手なんですよね。

このクラスにも男子が一人。バリエーションの時間は、女子のレッスンを見学している時間が長いので、その分、個人レッスンの時間を作り、しっかりと指導して頂きました。

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緊張がとけたかな? 笑顔も出てきて、良い感じ。

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女子も頑張ります。

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最後にみんなで記念撮影~!

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そして今回、クラスB&Cのクラスから該当者がいれば、2016年3月にある現地でのオーディションで、三日目の最終審査まで必ず残れる確約を頂くことができるという特典付きだったのですが、その特典を見事獲得されたのがこの3名!

ヤーン校長先生のお隣、左から

柴垣未羽 さん エチュードバレエアカデミー
小笠原 祥真くん 高和学院橘バレエ教室
小野杏菜さん 半澤正司オープンバレエスタジオ

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特典獲得、おめでとうございます!!!

ただ、残念なことにこれは入学許可ではありません。こちらの学校は、国立の学校ですので色々と規制が厳しく、必ず現地オーディションを受けなければならない決まりです。そして、オーディションは3日間に渡り、1日ずつ、その日の合格者が発表され、合格した者だけが翌日のオーディションに進めるという形式で行われます。

今回特典をもらった3名は、3日目の最終審査まで進めることを確約されました。

ヤーン先生は、この3名ならば最終日までは約束できるけれど、その後合格に繋げれるかどうかは2016年3月の時点での本人次第だと。なかなか厳しいですね。

そして、ヤーン先生もまた、それまでに必ず英語の勉強をしてくるようにと重々に特典獲得者にお話しされていました。

これは、私からもご相談頂いた皆様にお伝えしてることです。あまりに安易に留学を目指す学生さんが増えてきています。留学=プロのバレリーナ ではないこと、そして留学をするということは、他の国で学ばせてもらってるんだということを忘れないで欲しいです。

語学留学だったら、言葉は話せなくても大丈夫。だって、これから言葉を習いに行くんですからね。でも、皆さんが目指すのはバレエ留学、バレエを習いに行くのであって、決して言葉を習いに行く訳ではありません。

ここ最近のバレエ学校は、海外からの留学生が増えていることもあり、どこの国に行ってもレッスンは英語で行われることが多いです。(フランスなどは、徹底してフランス語だったりもしますが…)
言葉の違う国で学ばせてもらうのですから、せめて簡単な英語を理解できるように、先生に少しでもいらない負担をかけないようにするのが礼儀だと思うんですよね。

「行けばどうにかなるだろう」という考えは捨ててください。言葉が分からないことで、他のクラスメートから一歩も二歩も遅れることにもなります。厳しいことを言いますが、語学を勉強する気持ちがないのなら、バレエ留学を目指す資格はないと思います。

ちょっと話がずれてしまいましたが、こうして、無事、第一回HBCサマーバレエワークショップが幕を閉じました。

メインゲスト講師のヤーン校長先生、ゲスト講師の小笠原由紀さん、スタジオを提供してくださったスタジオミルの古藪千草先生、そして受付やお掃除を手伝ってくださったボランティアの皆様、本当にありがとうございました。

この中のどの方が抜けても、今回のワークショップの成功はなかったと思います。

そして最後に、参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。至らぬ点もたくさんあったと思いますが、このワークショップが、この夏の楽しい思い出の一つになっていれば嬉しい限りです。


留学を目指す皆さんにお勧めなことが一つ。

それは、自分に留学が合うのかどうか、海外のバレエ生活って一体どんなのなのか、いきなり「留学」を決めてしまう前に、まず、サマーコースでお試ししてみることです。一度海外のバレエ学校の様子を見てみると「あぁ、私には海外無理だわ。」とか、「私、絶対に海外に留学する!」とか、今まで具体的に考えられなかったことに、答えが見つかりやすくなります。

留学は才能だけで成功するものではありません。才能があっても、海外が合わずに途中で帰ってきてしまったり、時には留学がきっかけで才能あるダンサーが、バレエの道を諦めてしまったり…なんてことも。海外で踊ることだけがプロになる道ではないのに、安易な気持ちで海外に行ってしまったが為に、大好きだったバレエさえできなくなってしまっては、本当に元も子もありませんから。

そうなる前に、ぜひ一度、サマー短期留学、お試しください。

この夏、HBCはにバニ留学応援サービスでは、ハンガリー、ドレスデン、ミュンヘンの3カ所行われたサマーワークショップにたくさんの生徒さんたちをご案内しました。

次回は、その様子をお知らせしますね!!!