動物は空腹の時に免疫力が上昇し、傷がふさがります。
だから、野性の動物も傷ついたときは食べずにジッとして、傷が癒えるのを待ちます。
実際に断食をすると、ジュクジュクがカサカサになり、傷が少しふさがります。
たくさん食べると、血液中にいろいろ栄養が入るし、血糖値も高くなるので、傷があれば当然ジュクジュクしますね。
この感覚はだいたいアトピーの人ならすでに掴んでいるのではないでしょうか?
この感覚がとても大事です。
これが、治癒の感覚です。
何度も何度も言いますが、アトピーが治ることは体の内側にあることなので、体の外側に求めてはいけません。
体の外側に求めるものは便利だったり、それなりに必要だから使うのです。
温めたほうが有利だと思うから温熱療法があったりします。
ビタミンとか亜鉛とか、極端に材料が無ければ皮膚が再生しないので時にはサプリメントも便利です。
何回も掻き毟っていてはキリがないので、痒み止めも便利です。
体の外側に求めるものは、アトピーを治すものではありません。ステロイドもそうです。便利だったり、必要だから使うだけです。
体の内側から、本来の自分が湧き上がるように治癒するためにはどうするか、だけを考えていればよいのです。
さて、少し話がそれてしまいましたが、断食すると傷が少しふさがり、満腹だとジュクジュクしますね。
どういうものを食べたときによりジュクジュクするかを観察すると、油が挙げられると思います。
油というと、揚げ物とか、ドレッシングとか炒め物とかの油ですが、実は砂糖も油に変換されるのです。
甘いものを食べて太りますよね。使い切れない糖質は脂肪に変換されて蓄積されます。
コレステロールなどもそうです。
次にタンパク質はどうかというと、これもジュクジュクの原因になりますね。
免疫細胞が異物と判断してしまい攻撃するようです。
花粉症とかと同じ原理ですね。
じゃあ、食べるものがないじゃない?と思いますが、実際その通りで食べるものがなくなります。
私も何を食べても反応があるので、食べなくなり、体重が8キロぐらい落ちました。
断食で傷が少しふさがるのはよいのですが、まさか何ヶ月も断食しているわけにはいきません。
断食は治癒の感覚を身につけるための大切な方法であり、自分の内側の感覚を感じやすくなるので必要ですが、延々とやるものではないです。
それで私が注目した方法が、アミノ酸を摂取する方法です。
その中でも特に注目したものが「グルタミン」です。
グルタミンは細胞のエネルギーとして効率よく働き、ジュクジュクの原因になる前に、もうエネルギーになっています。
よくサプリメントでも「働き盛りの中年向け」として人気があります。
エネルギーの効率がよいからです。
断食で0歩目で、グルタミンで1歩目です。
これはアトピーに限ったことではないと思います。
筋肉痛とか捻挫とかした時だって、私はこうします。
お腹いっぱいに食べると炎症が強く出るから、まずは断食とまではいかなくても、食べる量を減らします。
それから、グルタミンを補います。
風邪を引いて炎症があるときもこうします。
炎症が収まってから、栄養のあるものを食べるようにします。
糖質は運動量に応じて摂取し、余剰分がコレステロールとなって蓄積することのないように気をつけます。
糖質制限アミノ酸を意識した食生活の理解と実践がアトピーの症状を楽なものにしてくれます。
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