クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

授業オケもスタートしています

2016-09-24 | 上の娘ごと

夏休み中にも、オーケストラ参加依頼や小さなお仕事のお話等

いくつか頂いていた上の娘ですが、

今年度はとにかく自分自身の実力の向上を目指しているので、

いたずらに忙しくして自分の首を絞めることだけはないように

気を付けています。

一つ一つの曲を丁寧に勉強して、

できるだけ満足いく演奏をしたいと思っています。

それは当たり前のようでいてなかなか難しく、

昨年度は抱える曲の多さに押し潰され、

適当なアプローチと少ない練習で終わらせることとなり、

結局のところ、何も身になっていない、何もものになっていない、

ということが多々見受けられました。

そんな反省を生かして、今年度は、目の前にやって来るものをよく吟味し、

取捨選択をしながら進めて来ているつもりなのですが、

選んだものが正しいかどうか、それは全くもってわかりません。


さて、9月に入って、Sオケも新しい曲に入りました。

R.ワーグナー  ニュルンベルグのマイスタージンガー 前奏曲

G.マーラー  交響曲第5番 嬰ハ短調  (以降 マラ5)

の2曲です。

12月に定期演奏会として、東京芸術劇場で演奏、

また、同じく12月に9つの音大のオーケストラが集まるフェスティバルでも

演奏することになっています。

マラ5は、5楽章からなる大曲で、また、弦楽器が特に大編成のため、

今回は院生やAオケの3年生数人もSオケの方に参加しています。

マラ5の第4楽章は、弦楽器だけという珍しい楽章で、

ヴィスコンティ監督の映画「ヴェニスに死す」にも使われています。

OLをしていた頃だったか、「ヴェニスに死す」を初めて観た時には、

あの最後の砂浜のシーンと第4楽章のこの上ない組み合わせに

気持ちがざわつき、心を揺さぶられ、

それはそれは強烈な印象を残したのを覚えています。

当時は、マラ5の第4楽章だなんて全く知りませんでしたが。

娘も映画を見たことがないので、今度一緒に観ようと思います。



カマンベールチーズと生ハムとピクルスのサンドイッチ。






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