ピアノ実技試験が終わると、すべて終わった気になってしまうけど、
実はまだ声楽実技試験が残っていたのでした。
だいぶモチベーションは下がりましたが、それでも真面目に取り組みましたよ。
当たり前か。
でも、声楽というのは、ピアノやヴァイオリンと違って、
あまりガシガシ練習しても身にならないというか、
本番前日も、「喉を痛めるからもう止めとくね。」とか言って、
たった2回しか通さなかったわ。
もちろん音程の確認や、歌詞の確認は何度もやっていましたけど。
コンコーネは、38番と39番を用意していき、本番直前にどちらかを指示されます。
イタリア歌曲は、「Se tu della mia morte」。
「貴方が私の死の栄光を」という日本語名。
この曲がまたね・・・まさに大人の激しい恋を描いた作品のようで・・・
恋だの愛だの別れだの、何も知らない高2の女の子が、
「M'uccida!」私を殺して!
などと訴えかけるように歌わないといけないわけです。
そんな深い意味を到底理解しているとは思えないし。
でも、お気に入りのフレーズではあるようで、
「ムッチーダ!」「ムッチーダ!」とよく歌っていましたわ。
今回も、ピアノ伴奏は仲良しのMちゃん。
いつも完璧な伴奏をしてくれて、後ろで見守ってくれて、頼りになるお友達です。
9月25日は結婚記念日でした。
と言っても、その日、夫は接待でしたし、特別なことは何もしませんでしたが。
「ジョトォ」のケーキだけ頂きました。
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