「今日はこの話題について綴ろう」というわけでもないのでタイトルが決まらない。

年が明けて一か月が過ぎた。このあたりでは珍しく積雪もあった。もう二週間ほどは、再び積雪してもおかしくない程度に寒さが続くようだ。

僕自身はというと、なにか今年の抱負を立てたわけでも、生活環境に変化があるわけでもなく。かといって日々だらだらと過ごしているわけでもなく、毎日に飽き飽きしているといったこともなく。そういった意味では大変に平穏であり、またそうであるようにと多少なりとも意識はしようと努めている。
というのも今年の僕は大厄を迎えていて、そういった時期に大きな変化点を作るのはあまりよろしくないのだという。もっとも、厄年でなかったら新年に抱負を立てていたかといえば、そうはしなかっただろうけれども。「年齢の観点から環境や身体に変化が起こりやすい頃合いなのだから、生活スタイルや食習慣を見直して備えなさいよ」といったところだろう。

生活スタイル。これに関しては正直、娘が居るおかげでかろうじて規則正しい一日をこなしている、いや、こなせている。それに尽きる。とはいえ娘にしてみれば毎度毎度「なんて理不尽な!」と日々憤っているのだとは思うけれども。僕自身のだらしなさを棚に上げ、娘に対しあれやこれやと講釈垂れるのは本当に恐縮な毎日だけれども、とはいえ物申さねばならないことも確実にあり、そうして物申す以上はこちらも自身を律しておかねば...という状況である。
それゆえ、一人で生活をしていたならば大変に乱れていたであろうことは想像に容易い。率直に申せば...仕事は夜で良く、飯など腹が減った時に食えばよく、ましてや住居などわざわざ構える必要性を感じないという思想を持つ程度に自他ともに認める自堕落な人間である。実際のところ、いっちょまえに世帯主などになる前は、わりとその思想に忠実な生活を送っていたといえる。ただまぁ、そんな生活は若さあってのものであり。この年齢になってまでそれを地で行くには色んな意味でしんどいのもたしかだ。

とまぁ、なにも自身の人間性など公にする必要などないのだが...なんにせよ、本来ならばしなくていい苦労や負担を娘にかけてしまっているのは事実であり。その点からも救いようのないダメ親であることは明白であり。ゆえ、そこだけはもう本当に常に自覚して行動に反映するように強く意識している日々である。

次の世代に対して、それこそ「生きてりゃ楽しいことしかないぞ」なんて風に言い切ってあげられたならいいのだが。僕自身としては必ずしも楽しいこと=ポジティブであるとは思っていない。むしろ「その悲しいという気持ちや辛いという気持ちは、なにも悪いものではなくネガティブなものでもないのだよ」と。楽しい気持ちとともに、そういった感情の持つ本当の意味を理解していってもらえるようにありたいと思っていたりもする。まさに親のエゴであるのだけれども。