自然観察♪BLOG 「 知床ころぽっくる探索記 」

つい数週間前は雪融け水が沼になって溜まっていた
森の中の不思議な場所ですが、いつの間にか涸れて...
すでに小さなシダが緑色に覆いつくして、草原になっていました。

しゃがみ込んで、眺める世界は亜熱帯のジャングルのような。
意味もなく、恐竜でもいれば面白いな...と思ったりします。
(…この蒸し暑さに、、かえって楽しくなってきました。)



その後、お客様をご案内するツアーではなく、個人的に散策。
知床の森の奥の奥を目指していきます。今度は本当に鬱蒼とした森。

以前に来た時よりも、歩けたはずの道も荒れていて...
倒木や草木で覆われてしまい、なによりもツタウルシだらけ。
これが(ツタウルシが)少なければ、知床の森ももう少し歩きやすいのですが。



一人、掻き分け、掻き分け、ちょっと道にも迷いそうになりながら、
汗だくになって辿り着いたのは、勢いよく流れていく清流。
手をつければ、ヒンヤリと冷たく、本当に気持ちが良かったです。



森の蒸し暑さが嘘のように、涼しい風が吹いていきます。
流れる川の音も心地よく、足をひたして...しばし佇んで。。。

今回は、かなり苦労しましたが、最高の達成感。美しい自然。
こんな経験も僕ら自然ガイドにとっては、時として必要ですね。

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