カルシウム。 | 小さな工務店の大工の日記(旦那のブログ)

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愛媛県松山市にある小さな工務店の大工の日常を

書いてみようと思います。

仕事半分、色々な思った事や起きた事を日記風で

表現?してみようと考えています。

元素記号で カルシウムとは 住宅建材に 多種多用途で

 

使われる 化学物質でございます。

 

もちろん、住宅だけでなく 生活の為に不可欠な 元素です。

 

ビールを製造する過程でも

 

お豆腐の凝固剤としても。。。。

 

断っておきますが 化学物質とは 地球上(宇宙も同じ)の

 

物質は 全て 元素で出来ていますので

 

全ての物質(自然のものも全て含まれます)が

 

化学物質の範疇に入る事となりますので

 

お間違い無きように。。。。パー

 

大理石も セメントも 石灰も石膏も 

 

最近、自然素材?として人気のある 漆喰も 珪藻土も

 

成分の比率で カルシウムが 大半を占めている

 

化学物質ということになります。

 

化合物として 色々な 名前で呼ばれているのが

 

カルシウムでございます。

 

硝子(硝子)を作るにも カルシウムが無ければ

 

製造することは できません。

 

和製コンクリートと呼ばれることもある 漆喰ですが

 

それは 当たり前の事でございます。

 

成分が 同じですから。。。

 

コンクリートも 漆喰も 熱化合で 固まる性質のあるもので

 

ございます。(化学反応の一種)

 

固まった時には 強アルカリ性ですので

 

素手で 触ることは お辞めください。

 

(ただれたり、皮がむけたりいたします。)

 

漆喰の場合は(内装に使う場合) 強アルカリの性質から

 

中和されて 中性になるのに 5年程かかります。

 

中和されると 硬度が最高になりますが それは

 

良い意味では無く、 壊れやすく(ポロポロとはがれやすくなる)

 

なるということで ございます。

 

コンクリートは 寿命が長いものですので

 

外部に 主に 使われます。

 

これは 種類にもよりますが 最高強度がでるのに

 

25年から30年程かかります。(強アルカリから中和されて中性に

 

なる過程の期間でございます。)

 

そこから ゆっくりと 強度が落ちて行くものですので

 

50年から60年程の設計強度が保たれる性質のものです。

 

これを 緩やかにするために 保護皮膜を造る過程が

 

基礎の上塗りという作業でございます。

 

すべて 主要元素のカルシウムの固まる性質を利用した

 

工業製品ということになります。

 

現在の漆喰塗とは 石膏ボードの上から 塗るものでございます。

 

(厚さは1ミリとか2ミリまで)

 

コンクリートの様に 厚みがありませんので

 

耐用年数が それほど ございませんので

 

デザイン的に 好みだと 思う方や、

 

お金が有り余っている方が 何回も 内装に手を加えることを

 

前提で 使用することは 問題ございません。

 

が、決して 健康の為に 使うと言う意味で 施工されることは

 

ありえませんので 御了解ください。

 

吸湿性も 漆喰は 法で 吸湿性能が高い材料とは

 

認められていませんので ご理解ください。

 

珪藻土とは 化石材料みたいなものでございますが、

 

(ゆっくりと 化学反応を起こしてできた物質でございます。)

 

こちらには 気泡のように (軽石を思い浮かべてください。)

 

スカスカになりますので 吸湿性能はございます。

 

ですが 単独で 固まったり(接着性)はしない物質ですので

 

混ぜ物をして 施工するものでございます。

 

100%の珪藻土材料の 製品は ございませんので

 

この点にご注意ください、

 

カルシウムとは 薬にも毒にもなるものでございます。

 

使い方を間違わないように 考えて お使いください。

 

胆石等の結石も カルシウムでございます。

 

長年の間に できるものですから、

 

食品の中にも (ほぼすべての食品に) 含まれている元素です。

 

無くてはならないものですが、

 

ありすぎると 困るもの。

 

なにかの 諺のような。。。。。にひひ

 

アルカリ性のものは 毒性が 酸化作用よりも 強いものですから

 

物質の特性を 見極めている プロが 施工や

 

使用を 判断する必要が ございます。

 

ただ単に 聞きかじり位で 安易に 使われることは

 

お勧めできません。

 

住宅営業の方で そこまで 解かっている方に 会ったことは

 

私は ございませんので。。。

 

施行する職人さん(左官)でも 体感的に 解かっている方は

 

いますが 成分的な 内容まで 解かっている方は少ないものです。

 

流行りを追いかけるのは 良いとか悪いとかではございませんので

 

自由です。

 

正確な情報は 自分が判断するもの。

 

(情報全てが正確な事はありえませんので。。)

 

学生時代は こちらの分野は 私の専門分野でございました。

 

研究者になる道は 選びませんでしたが、

 

一般の方よりは 化学(ケミカル)科学(サイエンス)に関しては

 

少し、詳しいはずでございます。

 

ケミカルサイエンスとは 突き詰めると 恐ろしいものでございます。

 

隣国が 実験?を最近行ったものも

 

ケミカルサイエンスの分野の中の一つ。

 

カルシウムとは どこにでもあるものですが、

 

破砕性も含んだ物質ですので 爆発も いたします。

 

(普段の生活ではありえませんのでご安心ください。)

 

学生時代、実験室での事ですが 私にも経験がございます。

 

安定性のあるものでも 融合することで 

 

恐ろしいエネルギーが生まれるものでございます。

 

進歩発展とは 良い事でもありますが 恐ろしいものでもございます。

 

研究者とは 周りが見えていないものかもしれません。

 

(それに没頭していますから。。)

 

中庸と言う言葉が私は好きなのは その時代(学生時代)の

 

経験なのかもしれません。

 

先読みとは 結構大事なもので ございます。

 

詰将棋のように 先の手が 読めれば 

 

最後まで 対戦しなくても 終わりに出来ますが、

 

若い時に そこまで 読める方も 少ないものかも知れません。

 

賢い方程 狭い世界ばかり見ないで 全体を眺めるスタンスが

 

必要なのかもしれません。

 

賢くてもできぬが 馬鹿でも出来ぬ。

 

中途半端じゃ なお出来ぬ。

 

この言葉の意味。

 

大切だと 思います。

 

話が 反れてきたので これで終わりにいたします。

 

追伸

 

台風は松山は被害もなく 通り過ぎてくれました。

 

平凡な幸せが一番大切。

 

これを忘れないことが 大事だと。。。。。おねがい

 

それでは。。。

 

オヤスミナサイクマパー

 

 

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