第35回 子どもの本と文化の夏の集い(この本だいすきの会) | 後藤 仁(GOTO JIN)の日本画・絵本便り

後藤 仁(GOTO JIN)の日本画・絵本便り

後藤仁ブログ2~絵師(日本画家・絵本画家、天井画・金唐革紙)後藤仁の日本画・絵本・展覧会便り。東京藝大日本画卒,後藤純男門下。「アジア/日本の美人画」をテーマに描く。東京藝大,東京造形大講師。金唐革紙製作技術保持。日本美術家連盟,絵本学会,日中文化交流協会会員。

 2017年8月19日~20日には、「第35回 子どもの本と文化の夏の集い」(この本だいすきの会 主催/市川グランドホテル、千葉県がありました。

 

 初日(19日)は、この本だいすきの会の代表の小松崎進先生による基調講演の後、絵本作家・いわむらかずお さん による記念講演「『14ひきシリーズ』とわたし」が開かれました。人気絵本シリーズ『14ひきシリーズ』(童心社)がどうやって生まれたかといったお話は、実に興味深く面白いものでした。いわむら さんご自身による絵本朗読もお上手なものです。

 サイン会の後、この本だいすきの会創立35周年記念の「祝賀会」が開催されました。小松崎先生のご挨拶の言葉の後、お祝いの言葉、くす玉割り、鏡割り、そして乾杯の音頭となりました。

 その後の作家・画家・研究者のお話では、私も今回から作家・画家としての参加扱いとなったので、少しお話をしました。「この本だいすきの会」との出会いを、作画絵本『ながいかみのむすめチャンファメイ』(福音館書店こどものとも)『わかがえりのみず』(鈴木出版こどものくに ひまわり版)のご紹介を交えてお話いたしました。

 余興では、日本舞踊、ひょっとこ踊り、南京玉すだれ等も披露され、皆さん芸達者なのに驚きました。

 最後に皆さんで「ふるさと」を合唱し閉会になりました。

 

 2日目(20日)は、分科会があり、部屋に分かれて絵本読み語り研究発表がありました。初めて分科会に参加する私は、よく分からないままにも、著作権の話等、作家サイドとして思った事を色々忌憚なく話しておきました。

 

 2日間に渡る、「絵本」を愛する者達の集まりは、少々疲れはしましたが、誠に充実した意義深いものでした。この本だいすきの会代表の小松崎進先生と実行委員の皆様に感謝申し上げます。

 

  日本画家・絵本画家 後藤 仁

 

 

「第35回 子どもの本と文化の夏の集い」 くす玉割り ─ 絵本作家・浜田桂子さん、絵本作家・とよたかずひこ さん、絵本編集者・波賀 稔さん

 

「第35回 子どもの本と文化の夏の集い」 いわむらかずお さん のお話

 

「第35回 子どもの本と文化の夏の集い」 私、後藤 仁のお話

 

「第35回 子どもの本と文化の夏の集い」 後ろのくす玉が、ウサギさんの耳みたいになっています~ ('ω')ノ 

 

「第35回 子どもの本と文化の夏の集い」 絵本『ながいかみのむすめチャンファメイ』(福音館書店こどものとも)、『わかがえりのみず』(鈴木出版こどものくに ひまわり版)のご紹介。バナナの叩き売りではありませんよ~ ('◇')ゞ

 

「第35回 子どもの本と文化の夏の集い」 いわむらかずお さん と私。いわむらかずお さん は絵本作家・童美連作家の先輩だけではなく、東京藝術大学の大先輩でもあるのです。

 

「第35回 子どもの本と文化の夏の集い」 皆さんで記念撮影。前列、右辺りに私はいます。