ネットで「つきほしバーチャル歴史館」サイトを閲覧して興味を持ち、さらに久留米市六ツ門の久留米シティプラザ１Fに開設されている「MOONSTAR Concept Gallery」を以前観覧して、いくつか確認したい資料があったので、久留米市のムーンスター本社敷地内にある「つきほし歴史館」に初めて伺いました。
館内は前身の日華ゴム（つちやたび）から月星化成を経て、ムーンスターへの歴史紹介が膨大な現物資料で展示され、その中に数点目的の資料がありました！
福岡県内で開催された数々の博覧会（共進会）に出品された品や広告塔、ネオンサインの原画、そして昭和2年の東亜勧業博覧会時に福岡市で運行された８台の花電車の完璧な写真群。特に東亜博の花電車写真などは西鉄アーカイブスにも写真が無く、志まやたび（アサヒ靴、ブリジストンの前身）とともに、久留米市だけでなく福岡市発展の節目行事に遺している痕跡を確認できて有意義な時間でした。
（下の写真は筆者蔵の絵葉書より、第13回九州沖縄八県連合共進会の広告塔）
ここは入場無料ですし、1970年代80年代の懐かしいポスターやパンフも豊富でけっこう楽しめますね。調べたい事を整理して、また近いうちに訪問したいと思います。
六ツ門図書館にて開催中の「むかしのくらし展」でも久留米市の1950〜60年代の写真群や館所蔵の「暮らしの手帖」展示を堪能しました。
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