”「脳と軽口と私」” | 福盛貴弘の脳炎日記

福盛貴弘の脳炎日記

日常生活で起きたことを素朴に書き記しています。
まずは、予告編2編をご覧ください。

脳が治ってきたなあという実感の一つに、軽口がたたけるかというのがある。

これは他人から見ても分かりやすい。

 

脳がうまくつながっていないから、言葉をうまく発せない。

単純な文法しか使えないし、会話が成立しないことがある。

 

そして、顔面麻痺で口がまわらない。

三叉神経、オトガイ神経、舌咽神経の全てにうまく信号が送れていない。

 

日常的に相手の言ってることに的確に反応できるかどうかが急性期の課題。

軽口をたたけるのは、回復期の課題。

 

多くの見舞客や、退院後に会った昔からの友人と会うことで回復を実感。

現実世界に嫌なことはあるけれど、閉じこもっていてはどうにもならない。