築地市場移転は、やはり問題が多すぎた

築地市場へは、横浜からは2時間もかからないのに
何故か今まで一度も行ったことがなかった。
筑地市場から豊洲市場への移転問題が、
連日のようにメディアで大きく報道され、
都民でもないのに急に身近な関心事となった。

小池知事が、「リオから戻れば判断する」
といった通り、31日の記者会見で延期を発表。

11月7日に予定されていた新市場移転は、
少なくとも半年以上先になることになった。
都民が不信感を持つ問題が多すぎるとのこと。

小池知事が延期を発表した途端、
移転推進派なり賛成派からの反論が、
「なぜ、いまさら・・・」と大きく報道された。
予想もしていなかった事かも知れないが、
「ポッと出の知事に・・・」との発言には驚いた。

確かに11月の開場に向けての準備を考えれば、
急な変更に当事者が戸惑うのは容易に予想される。
しかし、これだけ多くの問題を抱えながら、
日程が決まっているからとの進め方には無理がある。
都民の立場に立つ小池知事の判断に軍配を上げたい。