さて2018年がスタート。恒例企画「今年のアフリカはこうなる!」、まずは主要選挙日程から見て行くことにしよう。
(Afrik.comより)
大統領選挙予定
シエラレオネ 3月
コロマ大統領二期満了、後継は?!
※国民議会選挙、地方選挙同時
マリ 7月
IBK再選なるか?治安・秩序維持と国民再統合への評価はいかに?
※11月 国民議会選挙、4月 地方
ジンバブエ 7月?
ロバート・ムガベ引退に伴う後継者選。
カメルーン 9-10月
超長期政権ポール・ビヤ体制、国体護持か継承か?
※国民議会選挙 1ヶ月前
コンゴ民主共和国 12月23日
任期切れジョセフ・カビラ体制、政局の緊張と国際社会の圧力の中、政権移行となるか?
※国民議会選挙、地方選挙同時
マダガスカル 12月
2017年9月にカレンダー確定。ラジャオナリマムピアニーナ大統領が、同職歴任のラバロマナナ、ラジョリーナ力対立候補に挑む。
南スーダン 未定
2015年から順次延期の大統領選挙、不安定な治安と政局の中、2018年に実施できるか?!
※国民議会選挙 7月上旬ま
国民議会選挙予定
ジブチ 2月
大統領与党勢力の前に野党にはチャンスなしか?!
ギニアビサウ 4月以前
政治危機が続くビサウ、伝統的与党PAIGCとジョゼ・バズ大統領の確執の中で進む国政選挙、結果はいかに?。
トーゴ 7月以前
渦中の政局、トーゴ。野党勢力のトーンがますます強まる中、国民議会を迎える。幾多と延期されてきた地方選挙も待ったなし。この辺はまた別記事で!
ギニア 9月
国民議会選挙はアルファ・コンデ体制固めとなるか?12年にわたり実施を見ていない地方選挙の実施可否にも注目が集まる。
ルワンダ 9月
ポール・カガメ率いるFPRによる体制再強化は確実か??
スワジランド 9月
絶対君主制が継続、1973年以降、政党結社も禁止。南ア経済停滞の直撃の中で国民議会選挙。反体制派はボイコットを呼びかけ。
サントメ・プリンシペ 10月
2014年勝利の独立民主行動党(ADI)とサントメ・プリンシぺ解放運動(MLSTP-PSD)のガチ対決??MLSTP出身のダ・コスタ大統領評価にも。
モーリタニア 11月以前
アブデル・アジズ体制再強化の選挙となるか?初の地方選挙(régionales)が同時投票。
チャド 未定
イドリス・デビ大統領年頭の辞で、2015年から実施されていない国民議会選挙実施をコミット。
一つ番外編を。アフリカのトピックではないが、今年は仏語圏諸国機構(Organisation Internationale de la Francophonie: OIF)でも、任期満了に伴う事務総長選挙が行われる。2014年から4年の任期を勤めているハイチ系カナダ人、ミシャエル・ジャン女史は続投を示唆。一方で、仏マクロン大統領にも近いとされるリオネル・ザンス元ベナン首相立候補の噂も。10月、アルメニア・エレバンで開催される首脳会議で投票が行われる。
ともあれ2018年、アフリカは引き続き選挙と政局をめぐる話題が尽きない年となりそうだ。
(つづく)
(Afrik.comより)
大統領選挙予定
シエラレオネ 3月
コロマ大統領二期満了、後継は?!
※国民議会選挙、地方選挙同時
マリ 7月
IBK再選なるか?治安・秩序維持と国民再統合への評価はいかに?
※11月 国民議会選挙、4月 地方
ジンバブエ 7月?
ロバート・ムガベ引退に伴う後継者選。
カメルーン 9-10月
超長期政権ポール・ビヤ体制、国体護持か継承か?
※国民議会選挙 1ヶ月前
コンゴ民主共和国 12月23日
任期切れジョセフ・カビラ体制、政局の緊張と国際社会の圧力の中、政権移行となるか?
※国民議会選挙、地方選挙同時
マダガスカル 12月
2017年9月にカレンダー確定。ラジャオナリマムピアニーナ大統領が、同職歴任のラバロマナナ、ラジョリーナ力対立候補に挑む。
南スーダン 未定
2015年から順次延期の大統領選挙、不安定な治安と政局の中、2018年に実施できるか?!
※国民議会選挙 7月上旬ま
国民議会選挙予定
ジブチ 2月
大統領与党勢力の前に野党にはチャンスなしか?!
ギニアビサウ 4月以前
政治危機が続くビサウ、伝統的与党PAIGCとジョゼ・バズ大統領の確執の中で進む国政選挙、結果はいかに?。
トーゴ 7月以前
渦中の政局、トーゴ。野党勢力のトーンがますます強まる中、国民議会を迎える。幾多と延期されてきた地方選挙も待ったなし。この辺はまた別記事で!
ギニア 9月
国民議会選挙はアルファ・コンデ体制固めとなるか?12年にわたり実施を見ていない地方選挙の実施可否にも注目が集まる。
ルワンダ 9月
ポール・カガメ率いるFPRによる体制再強化は確実か??
スワジランド 9月
絶対君主制が継続、1973年以降、政党結社も禁止。南ア経済停滞の直撃の中で国民議会選挙。反体制派はボイコットを呼びかけ。
サントメ・プリンシペ 10月
2014年勝利の独立民主行動党(ADI)とサントメ・プリンシぺ解放運動(MLSTP-PSD)のガチ対決??MLSTP出身のダ・コスタ大統領評価にも。
モーリタニア 11月以前
アブデル・アジズ体制再強化の選挙となるか?初の地方選挙(régionales)が同時投票。
チャド 未定
イドリス・デビ大統領年頭の辞で、2015年から実施されていない国民議会選挙実施をコミット。
一つ番外編を。アフリカのトピックではないが、今年は仏語圏諸国機構(Organisation Internationale de la Francophonie: OIF)でも、任期満了に伴う事務総長選挙が行われる。2014年から4年の任期を勤めているハイチ系カナダ人、ミシャエル・ジャン女史は続投を示唆。一方で、仏マクロン大統領にも近いとされるリオネル・ザンス元ベナン首相立候補の噂も。10月、アルメニア・エレバンで開催される首脳会議で投票が行われる。
ともあれ2018年、アフリカは引き続き選挙と政局をめぐる話題が尽きない年となりそうだ。
(つづく)