今日は何の日を聞いてたら、大型台風襲来の特異日とのことです。
昭和34年は伊勢湾台風、昭和33年は狩野川台風が伊豆半島から関東で大災害が発生した日とのことです。
そして、昭和29年の今日は洞爺丸台風です。
青函連絡船は摩周や阿寒など北海道の湖の名前がつけられてます。
台風が通過したと思い夕方函館を出港した洞爺丸が沈没、1,000人以上の乗客が犠牲になり遺体は函館湾に打ち寄せられたそうです。
三浦綾子さんの続・氷点だったか、乗船名簿に無い人が乗ってたり乗船予定の人がたまたま乗らずに心配する家族の元に帰ったとか。
また水上勉さんの飢餓海峡では凶悪な放火殺人犯が捜査の手から逃れるために犠牲になったように見せかけて逃亡するシーンなど、
洞爺丸事故の悲喜こもごもは小説の題材にも使われてました。
青函トンネルの構想は元々あったのがこの事故を機に建設計画が本格的に浮上してきたといいます。
昭和36年に建設開始して昭和63年3月に津軽海峡線が通るまで実に27年の歳月を要したことになります。
それが今では北海道新幹線も通るようになり夢のようです。
早くて便利になるだけがいいとは思いませんが
事故のリスクが少なくなるのはいいことだと思います。
今からおよそ60年くらい前に悲惨な災害があったとは信じられない
秋晴れの穏やかなお天気の9月26日です。
これから結婚される方、また生まれてくる子供たちにも災害や事件、事故に遭わず健やかな生活が送れるように祈ります。
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