旅のウンチク

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ゲストハウスからホステルへ=スーパーカブで旅するタイ北部から

2018年05月30日 | 旅の風景
 タイの安宿といえばゲストハウスという呼び名が一般的でした。あるいはあなたが80年代頃までの旅を経験しているのであれば”旅社”という呼び名も加わってくると思います。バンコクの中央駅から少し歩いた先のロータリーに面していたいくつかの”旅社”はカオサン通りに地区のゲストハウスがまだなかった頃のバンコクでの滞在先の定番でした。

 一昨年までチェンマイのベースとなってくれていたゲストハウス、N.Houseは昨年で終了。今年訪れた際には、経営者が変わって、室内も改装されて装いも新たにStar Nong Cafe and Hostelとしてスタートしていました。
 
 それをきっかけに周囲を見回してみると今まで気が付かなかっただけなのか、あるいは制度か何かが変更になったのか、はたまた呼び方が変わったのか、チェンマイで目にするゲストハウスの看板がホステルという名前に置き換わっていっています。

 私が今年になってようやく気が付いたのか、あるいは昨年から今年にかけて変化し続けている事なのか判りません。また、どういう理由なのか、ゲストハウスとホステルにどういう違いがあるのかも効き忘れてしまったので何かを分析できるわけでもありませんが、とにかく呼称が”○○HOSTEL"になっている宿が増えていることは間違いありません。

 タイにはゲストハウスをはじめとして様々なスタイルの宿泊施設があります。

 最近、郊外をバイクで移動中に見かけるようになったのは"Home Stay"という呼び方がされる場所です。大抵の場合、池や湖に面したコテージのようなところのようで、一般家庭に泊めてもらうというわけではなさそうでした。そのほかに農業の手伝いをする代わりに無料で宿泊できるという制度もあるようで、以前同宿だったドイツ人とフランス人のグループが宿泊予定との事でしたが詳細は不明。
 
 所謂ホテルについも様々なタイプの所があって料金も様々。チェンマイは観光地なので驚くほどの数のゲストハウスやホテルが立ち並んでいるのですが、それでも満室の場合も結構ある事には更に驚かされます。

 まだ宿泊施設は飽和状態にあるわけでは無いようで、我々が宿泊していたStar Nong Hostelの向かいにある、以前は雑貨屋さんやエステサロンや旅行社が入っていたビルは現在大改装の真っ最中で、現地の人に聞いた話によると高級ホテルに生まれ変わるのだとの事でした。


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