筋肉は柔らかい方がいい。

昨日に引き続きお肉の話(笑)

強揉みが好きな人って、筋肉が硬い。
筋肉は強い刺激を入れなくても弛む。
硬いからと言って強い刺激を入れれば、筋肉だって防御反応で力を入れて抵抗する。
なんで抵抗するのかって言えば、「痛い」からでしょ。強く押されて痛いから力を入れる。

最悪、力を入れて抵抗していることがわからない。無意識に反応として抵抗していることすらわからないって致命的な感覚異常。
筋肉の刺激に対して、痛いはずなのに、「気持ちいい」とか「何にも感じない」って言う感じ。

強く揉まれないと効かないって考えている。
それって、自分で抵抗して力入れるから、ただ単純に、疲れただけ。施術側と受ける側で力比べしてお互いに疲れる。
受ける側は疲れて脱力してヤラレタ感が気持ちいいって感じているだけ。

筋肉は強い刺激でdamage受けて硬くなるだけ。弛むはず無いよね。だって力入れているから、硬くなるだけじやん。だから、強揉みが好きな人の筋肉は硬い。

筋肉は柔らかい方がいいんだよ。
弱い刺激でも充分弛む。弛めば、関節可動域も広がる。筋肉の弛んだ感なんてどうでもいい。
感覚で仕事しても意味無いわ。客観的な評価こそが大切。

世界的に有名な競技に携わっているtrainerだかなんだか知らんけど、硬い筋肉に仕上げるのは残念。有名な選手に携わっているから凄いんじゃない。凄いのは、その選手だけ。
大切な選手を硬い筋肉に仕上げている時点で残念に思う。だから、選手本人がどこの筋肉が張っているかわからなくなるんだよ。
自分の体なのに、筋肉の張りがわからないなんて可哀想。

だから、「先生が触ってみて硬い所を弛めて」なんて可哀想なお願いしか出来なくなるんだよ。触られないとわからない感覚で強くなれるのか?
施術だけの話で終わらないよ。筋トレやっていても、どこの筋肉に刺激が入っているかもわからないみたい。trainingって目的が大切なんだよ。筋トレも目的の筋肉に刺激が入らなければ意味はない。ただ、何となく感覚でやっても強くならない。

失った感覚を取り戻すことは大変なこと。

強もみの影響は大きいし、俺は硬い筋肉がキライ。だって疲れるもん(笑)